ねがい (ページ2)

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いつものようにジョングクと帰る。

「夏期講習もう申し込んだ？」

jk「普通にわすれてた」

「遅いよばか。とか言って私もでーす。いっしょにいれようね」

jk「おう」

「今年はみんなと海行ったりできなさそうだなあ。」

jk「ああ。Aあそこ狙ってんだっけ」

私たちが歩く右側に見える大学を指差して聞く彼。

「そうそう。今年本当にがんばらないと。」

jk「Aならまあいけるっしょ」

「いや？ちょっと？そんな適当に言うならやめてよ？てかジョングクこそどうするの？やっぱお兄さんと同じとこに決めたの？」

jk「んー。流れで受かったとこ行く」

「なんか。そっちはしあわせそうだな。」

まあジョングク頭良いしなあ。狙ったとこ絶対パッと行けちゃうんだろうな。昔からそうだった。そんな幼なじみをみてるとちょっと悔しい。

jk「じゃ、ばいばい」

「おやすみー」

私の家がみえておやすみを言って中に入って行く途中にひとつ家を挟んだところにある自分の家に向かいながら私に向かってねむそうに手を振るジョングクがみえてゆるキャラかと呟きながら手を振り返し玄関のドアを閉めた。

「ただいまー」

母「おかえりー、ご飯できてるよ」

「いただきますありがとうございます.....」

今日は一段と疲れたからご飯も一段とおいしい。

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