第4話 ページ5
ドカッ
シュリ=オークの頬をかすめて、生徒が1人壁に打ち付けられた。
…開始そうそう、吹っ飛ばされるなよ…。
「あーあ、チンタラしてんじゃねぇつーの!」
囚人はそう言って、生徒をつぶしていった。
壁に投げ飛ばされ、気を失っていく生徒がほとんどだ。
「ん?お前1番弱そうだなぁ!」
囚人が僕の方に向かって言った。
カッカッカッ
「敬礼!」
「ようこそお越しくださいました。アヤナミ参謀長官。」
男が深深と、頭を下げて言う。
「今年の生徒達はどうだ?少しは骨がありそうか?」
「はい、それが…。」
「……それは、僕のことか…?」
僕(アルフ)は問いかけた。
「あぁ!」
「…見た目で判断すると…死ぬ。」
フードの中からアルフの瞳が赤く光った。
ゾクッ
「アルフ!」
テイト=クラインとミカゲが囚人を殴り、蹴った。
「降参しろ。動けば殺す!」
テイト=クラインのザイフォンが囚人の首の周りに出ていた。
「………っ。」
……甘いな、テイト=クライン。
「…生きている方が…死よりもつらい…。」
僕はそう言って、囚人の心臓を背中から刺した。
ジャラッ
僕につけられた鎖がなる。
「…情けをかけるな…テイト=クライン…。」
刀は血で真っ赤になっていた。
どうせ、ココで生き延びたとしても次は必ず殺されるのだ。
他でもない、この僕に。
慣れてしまった血の匂いは吐き気も涙も誘わない。慣れてはいけないモノに僕は慣れてしまっていた。
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チョコレート - 黒バス書いて〜笑笑 (2014年9月10日 20時) (レス) id: 571c455733 (このIDを非表示/違反報告)
魔裟斗 - ヤッホー来たよ~ (2014年3月29日 0時) (レス) id: 305abe7764 (このIDを非表示/違反報告)
きさら。 - きたぞ! (2014年3月29日 0時) (レス) id: c9eb807de5 (このIDを非表示/違反報告)
神浜 叶夢(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい。応援してます♪ (2014年3月19日 0時) (レス) id: f9980fa61f (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - 頑張ってください! (2013年8月11日 5時) (レス) id: 497baa7167 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:残火 | 作成日時:2013年5月18日 1時