検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:8,944 hit

第4話 ページ5

ドカッ

 シュリ=オークの頬をかすめて、生徒が1人壁に打ち付けられた。

 …開始そうそう、吹っ飛ばされるなよ…。

 「あーあ、チンタラしてんじゃねぇつーの!」
 囚人はそう言って、生徒をつぶしていった。

 壁に投げ飛ばされ、気を失っていく生徒がほとんどだ。

 「ん?お前1番弱そうだなぁ!」
 囚人が僕の方に向かって言った。


 カッカッカッ

 「敬礼!」
 「ようこそお越しくださいました。アヤナミ参謀長官。」
 男が深深と、頭を下げて言う。

 「今年の生徒達はどうだ?少しは骨がありそうか?」
 「はい、それが…。」


 「……それは、僕のことか…?」
 僕(アルフ)は問いかけた。

 「あぁ!」
 「…見た目で判断すると…死ぬ。」
 フードの中からアルフの瞳が赤く光った。

 ゾクッ

 「アルフ!」
 テイト=クラインとミカゲが囚人を殴り、蹴った。

 「降参しろ。動けば殺す!」
 テイト=クラインのザイフォンが囚人の首の周りに出ていた。

 「………っ。」

 ……甘いな、テイト=クライン。

 「…生きている方が…死よりもつらい…。」
 僕はそう言って、囚人の心臓を背中から刺した。

 ジャラッ

 僕につけられた鎖がなる。

 「…情けをかけるな…テイト=クライン…。」
 刀は血で真っ赤になっていた。

どうせ、ココで生き延びたとしても次は必ず殺されるのだ。
他でもない、この僕に。

慣れてしまった血の匂いは吐き気も涙も誘わない。慣れてはいけないモノに僕は慣れてしまっていた。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←第3話


ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:07-GHOST , セブンゴースト , 残火拍都   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

チョコレート - 黒バス書いて〜笑笑 (2014年9月10日 20時) (レス) id: 571c455733 (このIDを非表示/違反報告)
魔裟斗 - ヤッホー来たよ~ (2014年3月29日 0時) (レス) id: 305abe7764 (このIDを非表示/違反報告)
きさら。 - きたぞ! (2014年3月29日 0時) (レス) id: c9eb807de5 (このIDを非表示/違反報告)
神浜 叶夢(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい。応援してます♪ (2014年3月19日 0時) (レス) id: f9980fa61f (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - 頑張ってください! (2013年8月11日 5時) (レス) id: 497baa7167 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:残火 | 作成日時:2013年5月18日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。