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第3話 ページ4

翌朝

 「ハーイ☆今日はいよいよ卒業試験でーす!十人グループでそれぞれの会場に入ってくださーい。(微笑)」

 「…お早う…テイト=クライン、ミカゲ…?」
 ……見るからに…徹夜…だな。

 「バカ。」
 テイト=クラインがミカゲに言った。

 「悪ィ…。」
 「だから…寝ろって言ったのにな…。」
 僕はあきれて言ったのだった。

 「はい☆Aチームの皆さん!卒業試験はこの囚人を倒すことです。」

 ジャラ

 僕の手足につけられている鎖と同じ鎖をつけた囚人がそこにはいた。

 …卒業試験が終わったら…倒せなかった囚人達を僕が…殺さないといけないのか…。
 僕は目の前にいる囚人を見て思った。

 「倒せなかったり、仲間を見捨てたりしたら失格ですからね。」
 先生がにこやかに笑って言った。

 「へへっ、ビビるなよ。あんなの先コーが作った訓練用の幻術だろ?」

 ビシッ

 「…ほう、今年のガキは威勢が良いな。楽しませてくれよおおお。」
 「ひっ…ほ、本物だ!!」

 …あたり前だ…殺すのに…幻術は、いらない…。

 「ほらほら、今まで学んだことをちゃんと応用して、皆で力を合わせないと、本当に殺られてしまいますよ?」
 囚人の鎖がはずされる。

 「アルフ君は鎖をつけたままでおねがいしますね〜。そのかわりに、これをどうぞ☆」
 そう言って、先生は一本の刀を僕に渡した。

 「それでは、試験開始!!」

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作品ジャンル:アニメ
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チョコレート - 黒バス書いて〜笑笑 (2014年9月10日 20時) (レス) id: 571c455733 (このIDを非表示/違反報告)
魔裟斗 - ヤッホー来たよ~ (2014年3月29日 0時) (レス) id: 305abe7764 (このIDを非表示/違反報告)
きさら。 - きたぞ! (2014年3月29日 0時) (レス) id: c9eb807de5 (このIDを非表示/違反報告)
神浜 叶夢(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい。応援してます♪ (2014年3月19日 0時) (レス) id: f9980fa61f (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - 頑張ってください! (2013年8月11日 5時) (レス) id: 497baa7167 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:残火 | 作成日時:2013年5月18日 1時

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