第1話 ページ1
バルスブルグ帝国 第1区
陸軍士官学校
「我々は栄誉あるバルスブルグ帝国陸軍士官学校の第315期生として、ホーブルグ要塞の一員となる為に選抜されたエリートです。帝国の名に恥じぬ立派な軍人になる為、弛まぬ努力を―――…。」
「おい、見ろよ。ミロク理事長のお気に入りの元ドレイ、テイト=クラインお坊っちゃまと、ドレイのアルフだぜ。」
「へ――――、ドレイでも特殊課程の生徒なのかよ。あはは。」
…別に来たくて来ている…わけじゃない…。
僕はそう思いながらテイト=クラインと歩いていた。
僕はアルフ=クートアフェラ。帝国に買われている、ドレイだ。
僕には、昔の記憶が無い。
何らかのショックで無くしたのだろう…と、僕は思う。
「おはよう。ウワサのお坊っちゃま達!」
「うっつぁしいわ、ミカゲ!!」
ぶんっ
「おわっ!」
…おぉ、見事なイナバウア―…だな。
「…テイト=クライン、平常心を保て…。」
「そうそう。お前、何殺気立ってんだ。大丈夫か?」
…この二人は、僕のルームメイトのテイト=クラインと、ミカゲだ。
僕がドレイでも友達と見てくれている。
「なぁ、今日の昼飯は一緒に食おうぜ。」
「他の奴と食えよ、俺といたらお前もハブにされるぜ?」
「聞き飽きたぜ、そのセリフ。アルフも言うなよな。」
「…分かった。」
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チョコレート - 黒バス書いて〜笑笑 (2014年9月10日 20時) (レス) id: 571c455733 (このIDを非表示/違反報告)
魔裟斗 - ヤッホー来たよ~ (2014年3月29日 0時) (レス) id: 305abe7764 (このIDを非表示/違反報告)
きさら。 - きたぞ! (2014年3月29日 0時) (レス) id: c9eb807de5 (このIDを非表示/違反報告)
神浜 叶夢(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい。応援してます♪ (2014年3月19日 0時) (レス) id: f9980fa61f (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - 頑張ってください! (2013年8月11日 5時) (レス) id: 497baa7167 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:残火 | 作成日時:2013年5月18日 1時