サバイバル学園 (ページ5)

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とある少女の覚醒ページ5

今日、一人ずつ部屋が支給された。中にはベッドとテレビと沢山本の並んだ本棚があった。窓はあるものの頑丈な鉄格子があって脱出はできない。部屋から出ることはできるが、本人と実行委員会しか開けられない。今夜は寝ることにしよう。

朝になった。実行委員会のカグヤとアリスがやって来てみんなを起こす。起きて見ると隣がカグヤの部屋だった。
兎の女の子「あ、あの･･･」
太陽「ん？」
兎の女の子「あの･･･太陽さんですよね？」
太陽「そうだけど？」
兎の女の子「私、隣のふわりって言います。よろしくお願いしますね！」
太陽「よろしく。」
その言葉を聞くとふわりは去って行った。
今日、ある一室で刃物と刃物がぶつかり合う音が何度も響いた。その中でふわりは戦っていた。体じゅうボロボロになって、それでも武器を振り回していた。
その後ろでふわりより小さな兎の子がいた。背中に深い傷があり、血が沢山流れていた。ふわりの妹だった。ふわりは猛烈に怒っていた。ふわりは幼いころに両親を亡くし、それからずっと妹と二人きりだった。その妹を傷つけたやつだと思うと怒りは増した。今、少女は真の力を解放した。

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