cinquantaquattro ページ4
うーんうーんと悩んでいるとヴェリタが声をかけてくる。
「穏便に話を進めましょ?」
彼女はニコッと笑うと近くから炎が出てきて私たちを包み込む。
といっても彼女との距離は中々あってあんまり意味無い。
「…え?」
幻覚弱くない?
え?まじ?これ本気?超弱いよ?
まあ普通の幻術使いならこんなもんなのかな?
でもリボーンがわざわざ言ってくるレベルなんでしょ…?
うーん?
「うふふ。私の力に恐れをなしたのかしら?自称選ばれし者?」
「えーと…?うん、まあ…?」
いやもう私は混乱しててなにも…さ。
本当の雪の守護者じゃなくても全然いいんだけどね?むしろ嬉しいんだけどね?
でもチェルベッロが言うなら仕方ない。うん。
「そうでしょ?もちろん勝つのは私よ?」
「あー……なんか、今日寒いよね?体が動きづらくない?」
この雪属性の特性は、多分【緊縮】。
簡単に言うと、ひきしめること。
その特性で筋肉を徐々に萎縮させていく。
てかこの特性、炎で対象を包み込めば圧死させれそうな気がする…こわ。
「そうやって気をそらそうとしても無駄よ!貴方なんかとは比べ物にならないくらい経験を積んでるんだから!」
経験を積んでこんな幻術ならびっくりだよ!
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雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2022年5月21日 18時) (レス) @page11 id: 70f5cfe725 (このIDを非表示/違反報告)
深縹(プロフ) - ふうさん» 遅くなってすいません;;そう言っていただけると嬉しいですヾ(*´∀`*)ノありがとうございます! (2018年8月13日 23時) (レス) id: ee8a1fe2c6 (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - 面白いです!!始めたばかりですか?とても話が入りやすく夢主の設定も好きです(≧▽≦) (2017年12月21日 23時) (レス) id: 158de2d525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:深縹 | 作成日時:2017年10月19日 18時