cinquantuno ページ1
次の日は、学校が終わったあとは家に真っ直ぐ帰った。
ほんとは京子ちゃんたちと帰りたかったけど、今日は戦う日だからって色々考えるためにぼっちで帰った。
うーんどうしようかな。どうやって戦うか。
…もともと私は頭が良くないし、ぶっつけ本番でもいっか！
なんて能天気に考えながら今日の準備をする。
準備か終わって家を出る。お母さんはなぜかいなかった。
るんたった〜と学校まで歩いていき、昇降口までたどり着いて屋上まで上がる。
まだまだ生徒はいたけど、もうすぐ帰らされるはず。強制的に。
｢ねえ、君｣
｢んー？｣
今私は携帯ゲームをしている。しかも音ゲー。
今はかなりいい所で、コンボがずっと続いている。
難しいところを今クリアしている途中だからドキがムネムネしてる。古いか。
｢ここで何してるの？不要物の持ち込みは校則違反だよ｣
｢いやーちょっと待ってね…今かなりいいとこだから｣
私を掴もうとする腕が視界に入ったから立ち上がり遠ざかる。
誰だ！私のゲームの邪魔をするのは！
問いただしたいところだけど、今はそれどころじゃない。
｢不要物は没収だよ。校則違反をした者は誰だろうと咬み殺す｣
｢いや、待って、あと30秒だから…あと30秒したらやめるから…｣
今度は銀色の棒状のものが私にぶつかりそうになる。慌てて避けた。
いやいやマジで！だれ！？いいとこなんだって！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2022年5月21日 18時) (
レス) @page11 id: 70f5cfe725 (このIDを非表示/違反報告)
深縹(プロフ) - ふうさん» 遅くなってすいません;;そう言っていただけると嬉しいですヾ(*´∀｀*)ﾉありがとうございます！ (2018年8月13日 23時) (レス) id: ee8a1fe2c6 (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - 面白いです！！始めたばかりですか？とても話が入りやすく夢主の設定も好きです(≧▽≦) (2017年12月21日 23時) (レス) id: 158de2d525 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：深縹 | 作成日時：2017年10月19日 18時
