大空戦1 ページ2
※番外編というか書きたいとこだけ書きました。
フィーリングで呼んでください。
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「リングを渡してもらおうか」
「んだとお…!?」
いまこっち側のリングを全て持ってるのは私か。
さっき貰ったからそりゃそうなんだけど、まあここは渡すよね。
「いいよ」
「は!?てめえ何言ってやがんだ!」
「いいんだよ。なに獄寺くん。またツナくんに怒られたいわけ?」
嵐戦でも怒られたんだから仲間の命は大切にしないと。
まあ今渡したところで結果はね。
「ぐっ、でもよ…」
「OK。じゃあ、君がリング全てを持ってこっちに持ってきてくれる」
「わかった」
リングを全て手に持ってマーモン達の方に歩み寄る。
渡しさえすればクロームは無事に開放されるから、まあ特に心配はしてないけど。
「どっちが受け取ってくれるの?」
「そこに置きなよ。確認したら、この女を解放してあげる」
やっぱり。原作でもそうだった。
でもさ、それ結構された方ムカつくの知ってる?
「は〜?どっちかが受け取りに来ないと渡さない。ふざけてる?」
「うししっ。おまえ、立場分かってんの?指図できる立場じゃないっしょ」
「ヴァリアー1の天才さんさあ、雪の特性なにか知ってる?」
じんわりじわじわ、相手を追い詰めていくこの特性。
炎を見えないくらいに薄めてベルにまとわりつかせる。
これでもかってくらい。もう、動けないはず。
充分にまとわりつかせたら、ベルに歩み寄る。
「おいおい、それ以上近づいたら、っ!?」
「近づいたら、なに?」
「なにが、出来るの?」
構えていた右手を動かそうとして、手からナイフが滑り落ちる。
筋肉が維持出来なくなったんだろうね。
そんなベルを気にもとめず、クロームの方へ近づく。
「、おい、おまえ、なにした、んだよ、」
「みんなにはまだ出来ないこと」
それだけ答えるとそのへんに落ちていた刃物を手に取り、クロームを拘束しているものを切る。
全て切り終えると、クロームが私に倒れ込んできたから支える。
「獄寺くん、山本くん。ちょっと、私じゃ支えきれないから、助けて」
さすがに人一人を支えて歩いたことはないかな!!
決してクロームが太ってるとか重いとかじゃなくてね!
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作者名:深縹 | 作成日時:2014年11月15日 21時