16欠片目 ページ17
ﾄﾝﾄﾝ「……って事は、やで？い、じめ…られとるん？」
？「……(ｺｸｯ」
無言の肯定。
人によっては、聞くだけで発狂レベルに嫌なワード。
懐かしいなぁ…最近は全くと言っても過言ではない程に聞いていなかった。
否、聞きたくなくて耳が自己的にシャットアウトしていたのかもしれない。
鬱「……連れてきて正解やな……」
？「鬱…お腹、空いた……」
弱々しく大先生のシャツの袖を引っ張りねだる。
やはり、少女は小さい気がする。
『……名前と年齢、教えてくれる？』
彼女の目の前まで行き目線を合わせるためにしゃがむと、一度だけﾋﾟｸﾘｯ、と肩を揺らしてから高いアルトのような声で、自分について話し始めた。
？「私…サホ。……14歳。」
『……14…か………』
ﾄﾝﾄﾝ「大先生…18歳以下はあかんやろ…！！」
鬱「ｴｯ…14歳なん？！」
私が14歳のときは…何をしていたのだろうか。
学校？軍隊…？
確か……
ｻﾎ「大先生、案内して、」
…雰囲気が変わった。変な奴だ。
鬱「あ、あぁ！行こうかー」
トントンの部屋だが、普通に出入りする大先生は何なのだろう。
……あ、思い出した。
大先生は変態でした。←
ﾄﾝﾄﾝ「こっw声にでとるよww」
『あ、すみません…以後、気を付けます。』
ﾄﾝﾄﾝ「いや、ええんやで。もっと言ったれww」
『そうですか…？あ、手伝います。』
あの少女を大先生に任せた、となると私の仕事がなくなった、に等しい。
ゾムさんのところに戻るのは怖すぎる。今、私の最善の行動とすれば手伝うことぐらいだろう。
ﾄﾝﾄﾝ「あー…悪い。頼むわ」
『寝不足は命に関わります。きちんと自己管理はしてください。』
ﾄﾝﾄﾝ「……お母さん(ﾎﾞｿｯ」
『誰がお母さんですか。ほら、早くやる。』
ﾄﾝﾄﾝ「ﾋｴｯ…ﾜ、ﾜｶﾘﾏｼﾀ……」
必死に書類に立ち向かう姿は良い。
ただし。
疲れ過ぎて、間違いだらけなのは秘密だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
し - 一気更新お疲れ様です。……………書きます。(意味深 (2017年9月19日 20時) (
レス) id: f5af2860e4 (このIDを非表示/違反報告)
サイコ狩り - 緑月翡翠さん、ありがとうございます！多分、そうですね…ガウァガウァですね。調べておきます！貴方様の作品が大好きなので嬉しいです！コメントありがとうございました！ (2017年8月17日 21時) (レス) id: 1ecebe046d (このIDを非表示/違反報告)
緑月翡翠(プロフ) - あの、すみません。黒の宝石でしたらおそらくヘタマイトではなくヘマタイトだと思います。 (2017年8月17日 13時) (携帯から) (レス) id: b835eb55b1 (このIDを非表示/違反報告)
サイコ狩り - モノモノさんありがとうございます！そうですね、二重人格っぽい夢主ちゃん何となくサイコっぽいんですよ！（自分の手がそうさせるんだ。）是非、設定を付け足しておきます！もう一度申し上げます。ありがとうございまs…… 文章はここで途切れている。 (2017年8月16日 15時) (レス) id: 1ecebe046d (このIDを非表示/違反報告)
モノモノ - 面白いです！応援します！あの、設定のことなんですが夢主ちゃんに戦闘狂とかサイコとかって付け加えれないですかね？(脅威さん落ちなんで、ひたすら性格を近づけたいだけ)できれば、でいいリクエストです。 (2017年8月16日 7時) (レス) id: e9b24811de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サイコ狩り | 作成日時：2017年8月12日 4時
