11欠片目 ページ12
『つまんねぇ。』
紅い液体を纏った相棒のサバイバルナイフを綺麗にしてあげながら周りを見渡す。
……もっと汚染されてしまった。しかも見辛くなった気が。
これではろくに探せやしない。見つけたとしても10年後、20年後先の話になりそうだ。
ｿﾞﾑ「……A…お前って…」
『ん、…知ってたの？嬉しいな…そんなに有名なのか！』
自分の噂が裏社会に出回っていることは知っていたが、一国の幹部…しかも、かなりの実力者の耳にまで入っていたとは…
『素のあたしが危ない…？！まぁ、気にしたら負けだ。』
ｿﾞﾑ「気にせぇよ…知ってたの？ってこt『そーだよ』…」
……ゾムが震えている。
下を向いているから表情を読むことが不可能。何考えてるんだろ。
ｿﾞﾑ「俺、お前の事好きやわ！！」
『はぁあ？！』
ーーーーーーーーーーーー
その後、私達はこの城へ戻り報告。
のち、総統様と書記長に囲まれ、今後について話し合い…とりあえず、配属先は暗殺・偵察部隊になりました。
配属された理由としては、オールラウンダーだったため人数補正で。…それまでのこと。
まぁ、私の立場からすると…嬉しかったのですが。
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「……本当に仲が悪いな…想定内だが…」
『そうですね…私は無理をさせたくありませんからこの距離感で頑張ります』
私が席を立つと、明らかに機嫌が悪そうに合わせ、アイコンタクトをとってきた。
早く行けって。
『では、失礼します。』
ゾムさんが私の後に扉を閉め、付いてきたのを視認すると一気に力が抜けた。
ｿﾞﾑ「やっぱ気持ち悪い…あのお前。」
左に曲がった瞬間に愚痴を溜め息交じりに溢す私の上司になったばかりの彼。
しかも、内容がかなり酷く辛辣。
『そんなに言わなくても私は私ですし』
少しばかりの意地悪として、あえて取り繕ってみる。
ｿﾞﾑ「まじ止めて！本マに無理！」
『ﾌｯw今日はもう休も。』
ｿﾞﾑ「何でや」
自分では気付いていない様子だ。
書記長もだったが、隈が見え、反応が鈍く、単純。
『ほら、いくぞ！』
親切心で背中を優しく押した。
ｿﾞﾑ「痛っ…何すんねん！」
急に痛がったと思うとナイフを取りだし威嚇し始めた。明らかに様子が可笑しい。
ｿﾞﾑ「お前っ…何かしたやろ！」
『は？……もしかして』
失礼。と声を掛けてゾムの裏にまわる。刹那、迷いなく服を上に捲りあげる。
彼の白い肌には、痛々しい飾りつけ。
ｿﾞﾑ「何してん？！」
『あの時か…』
私は決心した。
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し - 一気更新お疲れ様です。……………書きます。(意味深 (2017年9月19日 20時) (
レス) id: f5af2860e4 (このIDを非表示/違反報告)
サイコ狩り - 緑月翡翠さん、ありがとうございます！多分、そうですね…ガウァガウァですね。調べておきます！貴方様の作品が大好きなので嬉しいです！コメントありがとうございました！ (2017年8月17日 21時) (レス) id: 1ecebe046d (このIDを非表示/違反報告)
緑月翡翠(プロフ) - あの、すみません。黒の宝石でしたらおそらくヘタマイトではなくヘマタイトだと思います。 (2017年8月17日 13時) (携帯から) (レス) id: b835eb55b1 (このIDを非表示/違反報告)
サイコ狩り - モノモノさんありがとうございます！そうですね、二重人格っぽい夢主ちゃん何となくサイコっぽいんですよ！（自分の手がそうさせるんだ。）是非、設定を付け足しておきます！もう一度申し上げます。ありがとうございまs…… 文章はここで途切れている。 (2017年8月16日 15時) (レス) id: 1ecebe046d (このIDを非表示/違反報告)
モノモノ - 面白いです！応援します！あの、設定のことなんですが夢主ちゃんに戦闘狂とかサイコとかって付け加えれないですかね？(脅威さん落ちなんで、ひたすら性格を近づけたいだけ)できれば、でいいリクエストです。 (2017年8月16日 7時) (レス) id: e9b24811de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サイコ狩り | 作成日時：2017年8月12日 4時
