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〔 shunsuke side 〕
今日は僕の誕生日やねんけどさ
皆からメールは沢山来るし
ほんまに嬉しいねんで？嬉しいねんけど
「 本命のAちゃんから安定に来ない 」
なんで！？デジャヴやんか！
卒業の時もくれへんかった！！
もーーーう。また僕はこんな時に東京やし。
「 はあーあ、またメンタル 」
なんて言うてたら長尾と恭平から
電話が来たんで、一旦そのまま寝落ちしよっと。
その日の朝 ______
「 おはようございまーす 」
「「 おはよう 」」
流「 なんかみっちー眠そう？ 」
「 あー昨日長尾たちと電話してて 」
謙「 おはよーございまーす！！ 」
恭「 ……うぃす 」
西「 テンションの差やろ 」
和「 謙杜は後々眠くなるやつやな 」
丈「 安定かよ 」
「 僕眠たい 」
流「 みっちー 」
「 どうしたんですか？流星くん 」
流「 後で買い物付き合ってくれる？ 」
「 いいですよ！何買うんですか？ 」
流「 何となく買い物行きたくて、みっちーの誕プレも買ってあげたいし 」
「 わー！ほんまですか？ 」
流「 ほな、後でな？ 」
「 はいっ！！ 」
流星くんとのお出掛け楽しみや！
にしても、相変わらず朝になっても
Aちゃんから連絡はなし。
僕の誕生日忘れたんかな…
「 はあ、」
西「 みっちーが溜息珍しいなあ 」
「 メールが一個も来ないんです 」
「「 ？？ 」」
「 Aちゃんからおめでとうのメールが来ないんです。忘れてるんですかね？丈くん… 」
丈「 俺は何も聞いてへんけどなあ、(あいつめ…) 」
「 ……そうですか 」
その後もメールが来る事は無く
流星くんと買い物に行ってくる事にします
「 いずれ来るよな、うんうん 」
流「 みっちーの誕生日忘れた事なんか無いやろ？Aちゃんは 」
「 でも記憶力最近乏しいし 」
流「 あーっ、否めんかも。でもAちゃんが僕たちの事の記憶力だけは乏しくないと思うけど 」
「 流星くん… 」
流「 ほら！何買うか決めた？ 」
「 まだ！このサングラスええなあ 」
流「 写真撮ろう！みっちー！ 」
「 はいっ！！ 」
きっとAちゃんだから
何か考えてくれるってポジティブに
考えよう、今はね。
買い物してる間に
準備してくれてるとは思いもしなかった。
「 あっち見に行きましょ！流星くん！ 」
流「 はいはい、行くで 」
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作者名：ざきちぇ | 作成日時：2021年7月6日 4時
