関西愛ランド【３】 (ページ18)

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- 佐野晶哉ver ページ18

〔 you side 〕

「晶哉ちゃん掛けよう」

次に最年少、佐野晶哉！
なんか最近早起き頑張ってるんです！とか
言うてたから安心してるんやけどなあ？

「あっ出た。もしもし」

佐『 ……丈くんですか？』

「あんたら画面見てから出なさい」

佐『あっAちゃんか…丈くんがモーニングコールなんてしてくれる訳ないか… 』

「さらっとウチの可愛い弟をディスんな」

佐『なんですかー、朝から』

「仕事です。起きましょう。てかスケジュールにあるやろ？この時間って」

佐『あっほんまでした』

「だから早よ起きて」

佐『 Aちゃん、何時から起きてるんすか』

「 ……４時半や」

佐『はやっ… 』

「５時に起こしてくれって頼まれてんねん」

佐『でも今６時ですよ？』

「晶哉ちゃんの前に三人ほど掛けてます」

佐『誠也くんと小島くんでしょ』

「あと大晴な」

佐『僕四番目なんですかあ？』

「サッと起きてくれるやろうっていう順番」

佐『確かに起きました』

「あの早起き頑張ってるって言葉はほんまやってんなあ？嘘やと思うてた」

佐『現役大学生を馬鹿にせんといて貰えますか』

「そんな現役大学生たちが、遅いねんけど」

佐『 ………っそれは』

「ちゃう、晶哉ちゃんと話してる間にも詰まってくるから切るで？ちゃんと起きや」

佐『はーい。ありがとうAちゃん』

「お礼言うてくれた人第一号」

佐『出来た最年少なんで』

「はいはい。切りまーす」

佐『ちょっ、Aちゃん！！！』

ブチッ

「切ってやった。にしても朝から元気やなあ」

私にはもうそんな元気がない
若さもない、アラサーなんよ？私！

歳を重ねる毎に早起きになる言うけど
私は全く起きれません。
どうにかして下さーい！神様ー！

「次は千枚漬けやな」