関西愛ランド (ページ10)

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〔 you side 〕

寝ようとしたら、晶哉が話し出す

佐「なんか話しましょ？」

草「ええやん、Aの恋愛話とか」

「えー、リチャがそんなん提案すんの珍しない？」

草「俺かて、気になるもんは気になるねん」

「私の恋バナほど、おもろくないもんはない」

「「気になる」」

すごい興味津々に見てくる六人組たち
私ほんまに恋愛経験少ないねんなあ
ずっと丈と一緒に居ったから

「逆に質問して… 」

誠「最後に付き合ったんいつ？」

「高3の夏に付き合って冬に別れた」

「「はや」」

「私は一人が良いらしいわ。あ、あんたらは別な？そのー相手を理解しようと言う気持ちがあんたら以外は湧かんくて」

正「なんかAちゃんらしい」

「必死に好きになろうとしたけど、結局は無理やった。休みの土日をどっちも削られんのは無理やったなあ」

草「なんで？」

「あんたらに時間費やしたいねん」

健「別に会われへん訳ちゃうで？」

「せやねんけど、やっぱり一日一日を大事にしたいんや。声掛けられへんくなる前に補給しとこう思って」

誠「声掛けへんとか無いし」

福「僕はずっとAちゃんにベース聴いてもらいたい」

「なんかしんみりするから、この話終わり」

沈黙を破るように晶哉が話し出す

佐「ワードウルフでもします？」

健「お？ええやんけ」

福「やろや！！」

「私弱いねんなあ」

福「 Aちゃんには勝つ！」

「大晴に負けてられへんなあ」

なんて言い合いしながら
晶哉に感謝をしながらゲームに参加
ワードウルフを始めると意外と楽しくて
気付いたら夜も深くなってた

皆布団に潜る

私はお酒の所為もあるのか
かなり疲労してたらしく潜って直ぐに寝た

そして、眠る私に向かって六人が言葉を揃えた

「「ありがとうな」」