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〔 seiya side 〕
今な？Aの家に来て
この間のライブの総集編を見て
拓哉が褒めてもらった言うから褒められに来てん
あ、末澤誠也が本日はお送りすんねんけど
いやほんまにさ、一向に褒めてくれへん
なんなん？ずーっと小島の話
「 ……… 」
主「 けんちゃんが楽しそうで良かったけどさ 」
健「 俺めちゃくちゃ気持ちよかった 」
佐「 もうめちゃくちゃ笑顔やった 」
主「 あんな輝いてるけんちゃん久し振り 」
福「 小島がいつも輝いてへんみたいな 」
主「 いや、うん。輝きなあ… 」
健「 まじで知りませんよ？ほんま 」
ほら、ずーーっと小島の話
なんで皆つっこまへんの？なんで？
ここ連れてきたん俺やのに！
そんな俺に気付いた正門とリチャが
Aの話を遮ってくれる
正「 そろそろ誠也くんの話しません？ 」
草「 ここに来た本来の理由は、末澤やん 」
主「 あ、忘れてた 」
「 ……… 」
主「 うっわ、めっちゃ拗ねてる 」
もう30分くらい前から拗ねてる！
ほんまは噛みついたろか！って位やで！？
関西の狂犬出てまう所やったわ
主「 いや言わへんで？ 」
「 なんで！？ 」
草「 相変わらず自由 」
正「 散々怒らせといて、まだ怒らせる 」
佐「 僕より天才かもしれへん 」
「 なあ、なんでなん… 」
主「 そんなん秘密やし 」
「 小島はあんなに言うたやん！ 」
主「 けんちゃんやから？ 」
健「 え？俺噛ませ犬？ 」
ほんっまに意味分からん！
Aの意図が偶によう分からん！
俺はもうそろそろ頭が沸騰しそうや！
でも拓哉もそんな褒められへんかったらしいし
俺もこのまま言うてくれへんのかな…
なんて少し寂しそうにしてたら
Aが寄ってきて、耳元で何か言うてきた
主「 二人きりの時にしか言いたくない 」
「 ！？！？ 」
福「 え！何言うたん！？ 」
佐「 誠也くん顔真っ赤ですよ！ 」
主「 誠也くん秘密やで？ 」
俺はもうなんか違う意味で沸騰しそうや
なんなん、いつもこいつには振り回される
想像の上の上をいくから追い付かへん
草「 ほんま末澤生きてる？ 」
正「 誠也くん！息してる？ 」
佐「 人工呼吸いります？！ 」
「 いらん！！ 」
健「 あ、生きてた 」
福「 でもちょっと落ち着いた？ 」
主「 お腹すいた。デリバリーしよう？ 」
なんて話を逸らすA
結局、後日ドライブしてる時に
たんまりと褒めてもらえた俺でした！！
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作者名：ざきちぇ | 作成日時：2021年2月24日 21時
