関西愛ランド (ページ33)

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〔 joichiro side 〕

昨日から花見の準備するのに
大吾と正門と大橋と流星が行ってんのは
知ってたから、安心して待ち合わせ場所へ行く

すると、相変わらず煩い奴が一人

そう…関西の狂犬の末澤誠也
何でこいつは、こんな煩いねん

誠「なあ、Aは？！」

「大吾達と来てるから待てや」

誠「はぁ？！？俺呼ばれてへんで？」

「お前料理出来へんやろ」

なんて末澤に突っ込んだはずが
もう集まってるメンバーにも聞こえたらしく
料理できるし！俺だって！って奴が
わんさか俺の周りに集まる

「煩い」

なんて注意をすると、突然
西村と斗亜がどっかへと走り出す

その先にはAを含んだ
五人が一緒に歩いて来ていた

「あーあ、末澤たち遅れた」

佐「せーちゃんどんまい」

草「そんな分かりやすく落ち込まんといて？！」

風「僕も出遅れた」

「風雅が出遅れんの珍しいやん」

風「いや、たくが俺を連れて行かへんのが悪い」

「そこ西村が悪いんかい」

なんて朝からツッコミをひたすらする俺
俺もそろそろボケたいくらいにはつっこんだ

それからAたちも集合して
花見の場所へと向かう
その間もA争奪戦は続く

誠「なあA 」

主「なーに、せーちゃん」

佐「なーに、せーちゃん」

誠「佐野に言うてへん！」

風「やっぱり狂犬」

主「狂犬とか言うたらないの、ほんまの事言うたら傷付くやろ？」

健「多分、Aちゃんの言葉が今一番」

福「すっごい効いたと思いますよ」

主「え！？！うわ、ごめん」

誠「 ……… 」

なんてAの天然の洗礼を
相変わらず受けてしまう、末澤
それを励ます、佐野とリチャ

よう分からん関係よな
まあ、もう少し観察してみるか

彪「 Aちゃん」

主「こたちゃん、どないしたん」

彪「琉巧と一緒に写真撮りませんか？」

當「せっかくやし！」

主「えー！桜の下で絶対撮ろう！三人でな？」

「「やった！！」」

恭「え、そんなん僕も撮ってもろて」

駿「僕だって撮りたい！」

謙「僕も撮りたいー！！！」

主「あの、撮影会じゃないんで。自由に撮ろう？順番制度付けたらキリないわ。私アイドルちゃうねんやんか？」

正「正論ぶつけたなあ」

西「ほんまに、ある意味アイドルやけど」

それは俺も思うぞ、大吾
そしてAよ。鈍感ぶりは相変わらずやな