Fischer's､拾いました。【 Fischer's 】

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you side



はい､急いでご飯を作ったよ。



なんか寒そうだったからお粥にしてみたよ！！




これでも一応栄養士の資格とか色々持ってるんで()









『 はい､どうぞ 』






コトっと赤い服の子の目の前に置くと恐る恐る手を伸ばした。









『 食べにくい？？ あーんしようか？ 』





少し冷ましてスプーンを持ってくと素直に食べてくれた。






シ｢ …ん､ ｣








いがいとかわいいところあるよね､うん。






それにしてもこの子もそうだけど他の子も少し傷があるんだよね､後で治療もしないとな､







シ｢ …俺の名前はシルク。





シルクって呼べ！ ｣









『 …あ､はい 』







シルクくんね､この子かわいいな。



なんかツンデレ要素入ってそう








｢ …シルク？ ｣







さっきダンボール箱から出しておいた子どもが起きたらしい。









シ｢ ンダホ！！ ｣






ン｢ シルク！！ ｣








2人は抱き合ってンダホくんっていう子は泣いていた。





なんだろう感動の再会的な感じかな。







子どもと今まで迷子だった犬が会えたみたいな､






私の例え古いのかな。









ン｢ ッ…シルクに変なことしないで！ ｣








ガブッと手を噛まれた､けどあまり痛くない。



私がそのンダホくんを持ち上げると身体をビクッと震わした。









ン｢ ッ…ご､ごめんなさいッ… ｣









『 あ､傷ひどい。




ちょっと手当しよっか 』







急いで救急箱をとってきて消毒することにした。







ン｢ …ありがとう､お姉さん ｣









" お姉さん "








その響きめっちゃいい！！ 最高！！







シ｢ ンダホ､これ食べろ。 こいつが作った ｣








こいつ呼ばわりされてるよ､でも許すけど()








ンダホくんは目を輝かせて食べ始めた。







ご飯が好きなのかな、頬張っていて可愛い。

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