はなれてください。

６話 ページ6

『あぁ……。』








JM「行こっか。笑」









終わってしまった授業









今日は時間が進むのが早いような…。









んっと差し出した手を遠慮がちに握った









JM「ふふ、幸せ。」









握られた手を強く握って、優しく微笑むジミン。









何故か少し心が痛む気がした









周りからの視線もいたくて









コソコソ話とか悲鳴とか、ジミン人気だもんね









いざテヒョンのクラスに近づくと









不安で押し潰されそうでドキドキが止まらなかった









『ジミン、やっぱりや「何してんの。」









．









．









．









最強に怒っている時の声









冷や汗が止まんなくて、体が震えて顔が上がんない









これはまずい。









JM「あ、テヒョ「あ、じゃねぇよ。」









皆の前では絶対に見せて来なかった顔









殻を破りそうになっている









TH「Aから手を離せ、ふざけんな。」









テヒョンは勢いよく私とジミンの手を振りほどいた









周りがざわつきはじめて、まずいと直感的に感じた









『テヒョン、ちょっと。』









TH「Aはちょっと黙ってて。」









テヒョンはいつもそうだった









私には絶対危害を加えない









しらないうちに優しいんだ









JM「オレとA、









付き合い始めたんだ。」









ジミンが真っ直ぐにテヒョンを見つめた









テヒョンは目を丸くさせると下を向いた









TH「そうなんだ









＿＿何て言うと思う？」









そう言って顔を上げたテヒョン









まるで壊れた人形の様に首を傾げて









光の無い目をしていた＿

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