8話 ページ8
.
ムカついた。
こいつに俺とAの何が分かるんだって。
気付いたら、そいつを滅茶苦茶に殴っていた。
.
.
.
.
そう時間が経たない内に、そいつは転校した。
罪悪感に駆けられることは無かった。
どっちかって言えば、
邪魔が無くなったような感じだったかな。
人の恋路を邪魔するんだから、しょうがないよね。
誰だって、そうでしょ?
俺とAの運命を邪魔されたんだから。
まぁ、そんな昔話はいいか。
.
また、もう一度鉛筆を握り締めて、手紙をつらつらと書いた。
JM「あぁ、ほんと…スキ。」
.
.
(( 遅すぎた初恋、故 ))
(( 想いは留まることを知らず ))
JM「“恋”なんだもの。」
(( 汚れの無い、純粋さは ))
((時に、恐ろしいほどに牙を向く))
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←7話
611人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しむきん | 作成日時:2017年1月6日 17時