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story17 ページ18

悲鳴

「お、おい!」

「あ、ああ、あ・・」

完全にパニくってる
暗闇が怖い・?

「落ち着け、大丈夫だから」

「いや、怖い、だれか・・」

「秦さん、秦さん!」

「ふっ、は、ぁ、」

「、っ・・おい!A!!!」

「っ、あび、き、さ・」

「落ち着け、大丈夫だからな。深呼吸して」

息がしやすいように背中を摩り優しく撫でてやる

「は、ぁ、あ」
「だ、じょ、ぶです・・・すみません」

「平気。落ち着いたならよかった」

ほんとに、あの悲鳴は・・・

「よかったら、聞かせてほしい。暗闇が苦手なわけっつーか・・・その、こんなことにならねーように、さ」

「・・・わかりました」








「というわけです」

「なるほどなぁ」

意外と深かった
そして重かった

「こんな話、すみません」

「あー、いいって。それより、俺、敬語やめてって最初に言った気ぃすんだけど」

「・・・網引君」

「ん、秦」

「なんか恥ずかしい」

「奇遇だな、俺も」





「・あ、あのさ、いつから知ってたの、私のこと」

「俺が生主始めて少し経った頃、いいなって思った人が秦だった」

「そうなんだ」

「お前は?」

「私は、動画をオススメされて・・・これ友達なんだ〜って」

「悠登か」

「うん」

あいつ・・・

途端に聞きなれた通知音が不自然に響く

「あ、俺だ」

見ると

悠登あ、そう、秦ちゃんに響夜のこと教えたの俺だから〜 いい仕事したでしょ!


「網引君?」

「何でもない」


あいつ・・・!

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:罪夜 | 作成日時:2017年8月27日 23時

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