検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:10,509 hit

34.困惑 ページ2

―――葛葉side


Aの運動能力はやっぱ高くて

舞も守ってたけどバケモンの方が力があって・・・






そして、バロンのメンバーで・・・。



「紘汰・・・Aってバロンのメンバーだったの?」

「・・・・」


何も言えなかった。



ポケットの中には渡そうと思って渡せてないもの。

「オレちょっとアイツんとこ行ってくるわ。」



バイトの途中というのもあったからバイトに戻ったけど
Aを探しに行く。




・・


「やっぱり葛葉さんだ」

後ろから聞こえた声。

「A!・・・」


受け取ってしまった上着を渡すと

「預かってて・・・いつでも戻れるように」

それだけ言ってほほ笑んだ。

「戻れるようにって・・・」

「嫌なら受け取りますが・・・「構わねぇ・・」・・それなら良かったです」


コンビニから出てきたのはバロンのさっきの二人。

「もーAが優しくて良かったー・・」

「おい落とすなよペコ・・っ!!」


「そうだよペコ、落としちゃダメじゃん。」

そう言って拾ったAは別人だった。


「葛葉さん、さよなら」

今しかないんじゃねぇか、この瞬間じゃないと。


「A、コレ・・・。俺もお前と一緒にいれるように、的な(笑)」


笑ってやれば受け取ってくれて二人の所に戻った。



――ガイムたまり場

「Aさんがバロンだったとは・・」

「そりゃダンス上手いわよね・・」

「でもAさんにも事情があるんじゃないでしょうか?」

「ミッチ・・。あ、たしかクラスメイトだっけ?」

「はい、クラスメイトです。」



帰れば皆でAの話題。

「おかえり・・どこ行ってたの?」

「Aの所・・」

上着をフェンスの所にかけると

「返せなかったんだ・・・」

と気を使ったようにほほ笑む舞。


「いや、アイツに『戻れるように』って。」

「Aさん・・・」

ミッチは驚きの表情を浮かべると同時にどこか安心してるみたいだった。

「今度・・また踊りたい。そうAが言ってくれたら
 一緒に踊ろうな・・って「でもある意味裏切りじゃん・・・」」

舞っ・・・・?!

「そうだけどよ!!・・アイツはあんな奴じゃない!証拠に舞のことだって
 守ってた!・・・バロンに居るからって敵って訳じゃない!」

ちょっと気が上がり過ぎた・・・


「ゴメン俺家帰るわ」


言った通り家に帰った。

35.光実→←33.変身



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クルエル(プロフ) - おもしろいです!!更新頑張ってください!応援してます(о´∀`о) (2016年5月25日 13時) (レス) id: a0e686486e (このIDを非表示/違反報告)
幸部若(プロフ) - さきさん» 有難うございます( ´∀`) (2015年9月19日 19時) (レス) id: 1ce66f1195 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです♪( ´▽`) (2015年9月19日 19時) (レス) id: 96ed3441f1 (このIDを非表示/違反報告)
幸部若(プロフ) - アイカさん» 黒ミッチって認識くれて有難いっす(*^^)v (2015年8月21日 12時) (レス) id: 9dc5aa830c (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - やっぱり黒ミッチ好きだわーヤンデレチックで最高 (2015年8月21日 11時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:幸部若 | 作成日時:2015年8月3日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。