君のためなら。 ページ30
レ「ザック」
ザ「お?」
レ「本当に、良かったの?」
柔らかい日差しが窓から降り注いでいる。
もう冬になったことを実感させる室温の中で、レイの作った温かいスープ(この間ガスコンロを見つけて火が使えるようになった)の湯気がゆらゆらと立ち上る。
ザ「何がだよ」
レ「約束。……2人で、破っちゃったから」
ザ「あー……」
ザックは頭をかく。
ザ「俺は嘘が嫌いだ。
でも、俺と同じで、お前言ったじゃねぇかよ。
一緒に生きたい、って」
レ「優しさだったの?」
ザ「いや、俺が望んだことだ。まぁでも、そうだな……」
ザックは少しだけ悪戯っぽくて、どうしようもなく優しい笑顔を浮かべる。
ザ「お前のためなら。
_________嘘だって、つける」
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ユエ(プロフ) - あー!おやめ下さい!おやめ下さい作者様ァ!尊死で(私が)死んでしまいますぅー!!!更新待ってますぅぅ! (2022年12月10日 19時) (レス) @page24 id: a74f5e6c73 (このIDを非表示/違反報告)
さにー(プロフ) - フェアリーさん» こんばんは。温かいお言葉ありがとうございます。ゆったり更新するのでぜひお付き合いください! (2019年4月19日 1時) (レス) id: 118c75830c (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー - こんばんは!この小説、本当に面白いです!アニメの最終話の後どうなったのか気になっていたんです!2人があの後、こういう生活を送ってたらいいなぁ!と思いました!更新、楽しみにしてます!応援してます! (2019年4月18日 1時) (レス) id: dab684db57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピィッス!! | 作成日時:2018年12月3日 22時