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「桜、貴方はお父様から大事な役目を任されました。」
『!本当ですか?』
「ええ、とある学園には悪霊が憑いている者が沢山いると…」
『それって!悪きモノですか!?』
「そうよ。だから、その学園に行って悪霊が憑いてしまっている方を救いなさい。』
『はい!』
私、お父様から大事なお役目を任されました!
ただ学園に行って悪きモノを救えば良いだけ!
きっと、お父様の洗礼を受ければ悪きモノも変わるはず。
でも、この事は他の人達には言ってはいけないらしいんです。
お役目は、全うしなければ!
今日は、転校生が来るらしい。どうやら、女の子。
僕は男だから女の子の事はよくわからないけど、話しかけなきゃな。
最初はきっと不安だろうから。
「さあ、入ってきて。」
『はじめまして!冬樹桜です!早坂学園から来ました!
よろしくお願いします!』
綺麗な子だな…誰もが見て分かる。「この子は美人」。
そう見惚れていると、いつのまにか彼女は僕のところに座っていた。
ああ、そういえば僕の隣だって、先生は言ってたっけ。
『えーと、よろしくね!』
「あ、ああ、うん。」
何故だか、その笑顔には裏があるように思ってしまう。
僕、性格悪いな。
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作者名:ちな | 作成日時:2022年10月14日 22時