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episodes1 ページ3

「桜、貴方はお父様から大事な役目を任されました。」



『!本当ですか?』



「ええ、とある学園には悪霊が憑いている者が沢山いると…」



『それって!悪きモノですか!?』




「そうよ。だから、その学園に行って悪霊が憑いてしまっている方を救いなさい。』



『はい!』







私、お父様から大事なお役目を任されました!




ただ学園に行って悪きモノを救えば良いだけ!




きっと、お父様の洗礼を受ければ悪きモノも変わるはず。




でも、この事は他の人達には言ってはいけないらしいんです。



お役目は、全うしなければ!









今日は、転校生が来るらしい。どうやら、女の子。




僕は男だから女の子の事はよくわからないけど、話しかけなきゃな。



最初はきっと不安だろうから。






「さあ、入ってきて。」




『はじめまして!冬樹桜です!早坂学園から来ました!


 
 よろしくお願いします!』




綺麗な子だな…誰もが見て分かる。「この子は美人」。




そう見惚れていると、いつのまにか彼女は僕のところに座っていた。




ああ、そういえば僕の隣だって、先生は言ってたっけ。




『えーと、よろしくね!』



「あ、ああ、うん。」



何故だか、その笑顔には裏があるように思ってしまう。



僕、性格悪いな。

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作者名:ちな | 作成日時:2022年10月14日 22時

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