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Prologue ページ2

僕は気が弱くて、いつも物事を押し付けられてばかり。



だから、何を頼まれても断れないんだ。




「やっぱり夏海君は頼りになるね〜!」



「さすが委員長だな!」



最初は嬉しかった。自分は頼られていると。




でも、それは違ったんだ。




面倒ごとを僕に押し付けているだけだった。




そんな毎日が嫌だった。




「行きたくない」



だけど、クラスは僕がいないと駄目だから。




クラスメイトが困るから。



お礼の言葉には何の感情もこもっていないと分かっていても、引き受けてしまう。



そんな毎日は____「彼女」が来てから変わった。




『はじめまして!今日からこの学校に来た…』




名前を……冬樹桜と云ったその女の子は…僕を、この学校を、どうしようというのだろうか。

episodes1→←キャラクター説明【イメ画注意】



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作者名:ちな | 作成日時:2022年10月14日 22時

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