今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:451 hit
小|中|大
Prologue ページ2
僕は気が弱くて、いつも物事を押し付けられてばかり。
だから、何を頼まれても断れないんだ。
「やっぱり夏海君は頼りになるね〜!」
「さすが委員長だな!」
最初は嬉しかった。自分は頼られていると。
でも、それは違ったんだ。
面倒ごとを僕に押し付けているだけだった。
そんな毎日が嫌だった。
「行きたくない」
だけど、クラスは僕がいないと駄目だから。
クラスメイトが困るから。
お礼の言葉には何の感情もこもっていないと分かっていても、引き受けてしまう。
そんな毎日は____「彼女」が来てから変わった。
『はじめまして!今日からこの学校に来た…』
名前を……冬樹桜と云ったその女の子は…僕を、この学校を、どうしようというのだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちな | 作成日時:2022年10月14日 22時