卌ノ炎 ページ42
それから2ヶ月間、日が昇る前から日が沈むまで稽古を付けてもらう日々を繰り返した
最初の1週間はただひたすらに攻撃をくらった
しかしそれも2週間経つ頃には、全集中の呼吸で視覚と身体の活性化を両立できるようなり、一本とることが出来た
そして、全集中の呼吸禁止令が出された
父曰く、元の限界値をあげれば全集中の呼吸を使った時、今以上に動けるようになるからだそうだ
最初の1ヶ月はボコられてばかりだったと思う
しかし2ヶ月経つ頃には、今まで全集中の呼吸でやっと見えていた速さが普通に目で追えるようになった
そして、全集中の呼吸を使わずに父から一本とった
その日を最後に、父は私に稽古をつけるのをやめた
もう教えることはないとでも言うように
気づけばもう、ため息はついていなかった
次の日、目を覚ませばまだ部屋は暗い
朝早く起きるのが当たり前になってしまった身体はすんなりと目を覚ましてしまったのだろう
かるく湯浴みを済ませ部屋に戻る、すると鴉から知らせが来ていた
伊之助は7日前に、炭治郎は今日意識を取り戻したと文には書かれていた
その手紙を机にしまい、軽い足どりで蝶屋敷へ向かった
蝶屋敷に着けば
私はまず、しのぶさんのところへ向かう
『お久しぶりです、しのぶさん』
しのぶ「あらあら、お久しぶりです
その様子を見ればため息は止まったみたいで」
『はい、おかげさまで』
にこにこと2人で微笑む、本当にこの人には適わない
お世話をかけてばかりだ
しのぶ「竈門君なら今は眠っているそうなので、一刻でもすれば起きると思います」
『そうですか、なら継子さんとお話でもしてお時間潰そうかな…』
そう言いしのぶさん元を離れ、継子さん達を探し回った
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烏璃(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております。本当に面白かったので今後も応援しています。番外編も小説になったのなら是非読ませていただきたいなと思う内容でした。楽しみに待っています。頑張ってください。 (2019年11月12日 22時) (レス) id: f27bf2df20 (このIDを非表示/違反報告)
為人(プロフ) - ありがとうございます!!!語彙力フル活動で頑張ります!! (2019年11月11日 19時) (レス) id: 8ac863d303 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ3。(プロフ) - わぁぁ!!好きです!! こういう作品大好きなんです!!応援してます!! (2019年11月11日 17時) (レス) id: 57e27a7918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:為人 x他1人 | 作成日時:2019年10月27日 19時