今日から死んだ兄に代わって炎柱になります

丗参ノ炎 ページ35

その後、私達は隠の人達に救助され

炭治郎、善逸、伊之助は自分達が生きていることを抱き寄せながら喜んだあと気を失ってた









上弦の鬼との対戦から一週間経っており、

私は3日間眠り続け、今は回復傾向にある





しかしまだ眠り続ける三人と怪我の状態を見れば心が傷んだ

自分は柱なのに、炭治郎達以下の働きしかできていないことに腹が立つ







そして思い立った私は、毒の体制をつけようと思い

しのぶさんに『毒ください！！』と言いに行ったら「頭に良く効くお薬追加しておきますね」と言われてしまった



…ちょっと、、悲しかったですよ？しのぶさん









今回の対戦で学んだこと

経験が足りない、知識が足りない、判断力が足りない









足りないものが多すぎた

…私は、兄の仇をとれるんだろうか

心が沈む








『…はぁ』

ため息しか出てこない







しのぶ「Aさん」

すると、ベットで寝転がっているとしのぶさんが私の傍に来た






『は、はい』

思わず固くなる
大量のため息を聞かれたかも知れない






しのぶ「体調も良好ですし、一度実家に帰ってみてはいかがですか？」


『…実家、ですか？』






体調が良好なら、そろそろ身体を動かした方がいい
しかしなぜ実家なのだろうか




でも、まぁ…

確かに、千寿郎が心配しているかもしれないし
帰ってみるのもいいかもしれない








『…そうですね、そうします！』


しのぶ「はい、ごゆっくりしてきて下さい
でも、ため息が止まる頃には帰ってきてくださいね？」



『…え？』




……ぁ、やっぱり聞かれてた…









固まる私に対して、いつもの変わらない笑顔で微笑むしのぶさん


…お強いです、しのぶさん

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