いやいやいや！何を勘違いしてらっしゃる！？【刀剣乱舞】2

５９話 ページ15

薫視点


花占いも終わっちゃったしぃ、審神者としての仕事は今日は教わらないのよねぇ…暇だしぃ、本丸内を探索してみましょ！






へぇ…こんなに広いのねぇ…

…でもなんだか可笑しいわねぇ…刀剣達の声があんまり聞こえないわぁ？短刀達が庭で遊んでてもいいのだけれどぉ………何処かに誰か居ないかしら？？………厨になら誰か居るかしら、行ってみましょうかぁ♥️






厨って確か此方だったわよね？………あ、声が聞こえてきたわぁ♪



健斗「燭台切〜甘味は出来たぞ〜」

燭台切「ありがとう！今は冷蔵庫で冷やしておかないとね！」

長谷部「歌仙、味付けはこんなもんで大丈夫か？」

歌仙「ん、……うん、大丈夫だ」


………四人居るみたいねぇ
長谷部さんと、名を知らぬあの人と、燭台切さんと歌仙さんで良いのかしらぁ

……はっ！今此処でお料理のお手伝いをしたら好感度あがるんじゃないかしらぁ！！
手伝いましょ！



「皆さん！何をしてらっしゃるんですかぁ？」

燭台切「…見習いちゃん……」

歌仙「夕餉の用意をしているんだよ」

「へぇ♥️そうなんですねぇ私に出来ることがあればお手伝いしますよぉ？」

長谷部「いえ、見習い様はなれない環境でお疲れでしょう？部屋でお休みください」

あぁん♥️長谷部さんったら優しいぃぃ！←ｷﾒｪ


健斗「……部屋に居た方が良いですよ」

！！あ、ああ……話し掛けてくれた…嬉しすぎるわぁぁぁぁ…！！

「うふふ…気遣ってくれてるのかしらぁ？」

健斗「…そうですね」

燭台切「彼もこう言っているし、部屋に居たらどうかな？」

「そうねぇ…皆さんがそう言うならお部屋に居ようかしらぁ？」

歌仙「ああ、それがいいよ」

長谷部「夕餉の準備が整いましたらお呼びに行きますので、それまでお休みください」



…はぁ…何を知らぬあの人…気遣ってくれたのねぇ…嬉しいわぁ


……あら？これ…お部屋から出た意味が無くなった気がするわぁ…？





￣￣￣￣￣￣￣

健斗視点


…見習い、帰ったな

健斗「…はぁぁぁぁ」

歌仙「大丈夫かい？」

健斗「香水臭かった…」

燭台切「かなり臭ってたね…」

長谷部「それに、付けすぎだろうがなんだろうが、あの匂い自体も俺は好きじゃないな」

健斗「ああ、分かる」

香水なら甘い香りよりも酸っぱい感じ…檸檬とかの香りが好きだな…見習いの香水は甘過ぎる…



￣￣￣￣￣￣
香水の匂いは作者の好みです…

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