8.今は今を ページ9
太「そんな異能力でも武装探偵社なら役に立てるのだよ。」
そう、太宰さんは云った
けど...
『私は確かに異能力者ですが、私が異能力を使おうとしたらもう一人の私が出てきてしまうのですよ?』
「「「....。」」」
私がそう言うと皆黙り込んでしまった
すると、一人、はあ、とため息をつく人がいた
与「あのねエ、いつまでも過去に捕らわれてばっかじゃア駄目だろう?
今は今のことを考えな。」
与謝野さんはポン、と私の肩を軽く叩いた
そうだ
いつまでも過去に捕らわれていたら何も変わらないんだ
...決めた!
『私、探偵社員になります。
此処で、働かせてくださいっ!』
私がそう云うと太宰さんは大きく手を叩いた
太「よく言った!じゃあ、決まりだね。
国木田くーん、アレ、Aちゃんに渡してあげてー!」
国「嗚呼。ほら、これ。無くすなよ。」
国木田さんが私に渡してきたのは一つの鍵だった
『これって...鍵ですか?』
国「嗚呼、そうだ。
お前の社員寮の鍵だからな。
敦、鏡花と一緒にAを寮まで案内してやれ。」
敦「分かりました!」
私は敦くんに連れられ、医務室をあとにした
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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時