10.初仕事 ページ11
敦「Aちゃん、いる?」
翌朝、私の社員寮に敦くんと鏡花ちゃんが訪ねてきた
『おはようございます、敦くん、鏡花ちゃん!』
私がそう言うと敦くんはにっこり、と笑った
敦「今日はAちゃんに仕事を持ってきたよ!」
そう云って敦くんは一つの封筒を差し出した
封筒を開けると依頼内容が書かれてあった
『護衛を依頼...?』
泉「依頼者は社長の知り合いのお偉いさん。
今回、私たちとその依頼に行ってもらう。」
私は書類を封筒に戻しながら鏡花ちゃんの話を聞く
『成る程。分かりました。行きましょうか。』
_______
「あら、やっと来たのね。あなた方が今日のわたくしの護衛?」
そのお偉いさんというのは30代後半くらいの女性だった
敦くん曰く、最近よくうちに護衛を依頼するらしい
敦「はい、僕は中島敦といいます。」
泉「私は鏡花。...泉鏡花。」
『私はAです。宜しくお願いします。』
それぞれ自己紹介をし、女性の方を見る
「じゃあ、これ。今日の予定よ。
全部に同行してもらうからしっかり頭に叩き込んでおきなさい。」
私は女性から一枚の紙を渡される
そこにはびっしりと今日の仕事内容からその時間、場所諸々書かれてあった
(○○社社長との会合、△△氏と面会...
人との話し合いが多い。それも裏社会での有名人ばっかり。)
こうして、私の初仕事は始まった
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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時