【男主】ヒーローになりたくて【PRODUCE 101 JAPAN】 (ページ37)

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第2回順位発表式ページ37

Aside

2度目の順位発表式

37位以下は

脱落

ブレザーに身を包みネクタイをしめる

普通に入ると面白くないよな

そう思い息を吸う

『Aだーー！！！』

名前を叫びながらバク転をしてそのまま通り過ぎる

「A～！」

「「ふぅぅ〜！」」

名前の書かれた椅子に座る頃には肩で息をしていて豆ちゃんに笑われた

最後に汐恩くんが座る

少しずつ高まる緊張感

目の前の席を見ると前回より格段に減っていて余計に不安になる

前回の順位は5位

1つでも上に上がりたい

矢「おはようございます」

「それではPRODUCE 101 JAPAN ２回目の順位発表式を始めたいと思います」

前回と同じく運命の36位は最後に発表される

自分はやれることをやったんだそれを信じよう

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今現在残っている席はデビュー圏内と36位の席

まずは 12位

矢「軽やかなダンスの中でふと見せる笑顔が多くの国民プロデューサーの心を掴みました」

「大平祥生！」

デビュー圏内も少しずつ呼ばれていき残る席は6席

矢「続いて第5位の発表です」

「ボーカル面でグループを支えたものの本番では思わぬミスが発生。彼の流したチームを想っての涙が国民プロデューサー
の涙を誘いました」

「得票数 917,644票」

「AA！」

隣にいた豆ちゃんを抱きしめステージへと向かう

矢「グループバトルでは得意のボーカルでグループ全体を底上げ悔し涙を見せたもののチームを2位へと引き連れた張本人です」

『まずは5位という高い順位に僕を連れてきて下さりありがとうございます。僕1人では叶わなかったヒーローになるという夢がまた1つ近付きました。ボーカルもダンスもビジュアルも、そして人間性もまだまだ成長すべきところがたくさんありますが、応援してくださると嬉しいです』

『本当にありがとうございました』

そして1位は拓実くん、36位は秀太くんで第2回順位発表式が終わった