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第四十六話:ハリア村で1 ページ47

カディッシュの言うとおり夕方に着いたユルール達

テラリア「ここが……ハリア村……」

ハリア村に着いた一行、ハリア村を見てテラリアが呟くように言う

ユルール「穏やか……だね(あの里みたいだ……)」

ハリア村を見てユルールは思い出しながら言う

カディ「宿屋で部屋を借りて古文書をグリモワールに解読してもらおうぜ」

カディッシュが一歩ベルベット達の前に出て振り返り言う

グリモ「奥の浜辺の方に宿屋があるわ」

カディッシュの言葉にグリモワールが言う

ユルール「(感傷に浸ってる場合じゃないね……)」

昔を思い出していたユルールは左右に首を振るとベルベットの後を追う

浜辺の宿屋に着くと中入り、部屋を取ると部屋へと入る

グリモ「じゃあ、解読を始めるわ……」

丁度真ん中位でグリモワールが部屋に入ると言う

ロクロウ「姐さんの集中できるように俺達は外で待とう」

グリモワールの言葉にロクロウが言う

カディ「だな」

ロクロウの言葉にカディッシュが頷き全員を見て外に促す

ユルール「(確かに……)」

カディッシュの言葉に納得していると

フィ「あの……僕、残ってもいいかな」

遠慮がちにライフィセットがユルール達全員に言う

ユルール「(ライフィセット……!)」

ライフィセットの言葉にユルールは驚くが内心どこか納得できるものがあった

フィ「古代語の勉強したいんだ。静かにするしグリモ先生の邪魔はしないから」

驚くユルールだが、ライフィセットはグリモワールにそのまま続けて言う

グリモ「……坊や今、何て言った?」

続けて言うライフィセットの言葉にグリモワールが反応してライフィセットに聞き返す

フィ「えっと……静かにするし」

グリモワールの言葉にライフィセットは考えもう一度言おうとする

ユルール「(ノワールが聞きたいのはそう言うことじゃなくて多分……)」

グリモワールがライフィセットに何を聞こうとしているのか分かったユルールは視線をライフィセットからグリモワールに移す

グリモ「じゃなくて、今なんてあたしを呼んだ?」

ライフィセットの言うのを遮りグリモワールがライフィセットが言った呼び名を聞く

ユルール「(やっぱりノワールはライフィセットの言った名を気に入って聞き返した)」

グリモワールの言葉に「やはり」とユルールは思う

フィ「グリモ先生……"姐さん"はいらないって言ってたから」

グリモワールの言葉にライフィセットは頷くと照れ臭そうに答えるのだったー…

第四十七話:ハリア村で2→←第四十五話:マクリル浜で9



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作者名:クーシー | 作成日時:2017年2月10日 12時

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