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第三十三話:イズルトへ ページ34

バンエルティア号に戻ると壊賊病だった者達は元気になっていたため直ぐにイズルトへと向かうユルール達

ロクロウ「イズルトはどんなとこ何だ?」

バンエルティア号の甲板でカディッシュに聞くロクロウ

カディ「確か……独自の信仰がある島、だったはずだ」

思い出しながらロクロウに言うカディッシュ

テラリア「アメノチ信仰だな」

カディッシュの言葉に頷きながら言うテラリア

フィ「アメノチ信仰?」

テラリアの言葉に頭に?を浮かべ聞くライフィセット

テラリア「ああ。アメノチは四聖主と呼ばれる聖隷の一人で水を司る」

ライフィセットの言葉に頷きながら説明するテラリア

ベルベット達は感心の声を出す

ユルール「(アメノチ……全員今人間が忘れたため眠りついている彼女も例外じゃない、か……)」

目を瞑り悲しく想うユルール

「ユルール?」

目を瞑る自身を心配する声が聞こえハッと目を開けるユルール

ユルール「エレノア……」

驚きながらも声をかけた人物ーエレノアの名を呼ぶユルール

エレノア「大丈夫ですか?どこか具合でも……まさか、壊賊病の症状が!?」

ユルールの様子に壊賊病がまた発症したのかと慌てるエレノア

マギルゥ「サレトーマを飲んでいるんじゃ、それはなかろうて〜」

エレノアとユルールの話を聞いたマギルゥが言う

エレノア「そ、そうだとしても……!」

ベル「あんたは慌てすぎ」

エレノアの言葉を遮り呆れながらエレノアに言うベルベット

ユルール「大丈夫だよ。ちょっと考え事してただけ」

困ったようにエレノアに微笑むユルール

エレノア「本当ですか?」

ユルールの言葉に尚も心配そうに聞くエレノア

ユルール「うん」

まだエレノアに困ったまま微笑むユルール

ベル「ユルールもそう言っているんだしもういいでしょ」

呆れたようにエレノアに言うベルベット

アイゼン「何している」

エレノアとベルベットの達のやり取りを見て呆れ言うアイゼン

ユルール「何でもないよ」

笑顔でアイゼンに言うが怪訝そうな表情をする

テラリア「あれじゃないか?イズルト」

バンエルティア号の進路の先を見ていたテラリアが小さく見える島を指指しながら言う

フィ「あそこにグリモ姐さんがいるんだね……」

テラリアの隣に立ち、イズルトを見つめながら言うライフィセット

ユルール「(喰魔がいる場所で地脈点……そして、アメノチが眠る場所……)」

ライフィセット達の後ろからイズルトを見つめながらそう思うユルールだったー…

第三十四話:イズルト→←第三十二話:ロウライネからレニードへの道中



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作者名:クーシー | 作成日時:2017年2月10日 12時

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