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第二十一話:イズルトへ ページ23

アイゼン、マギルゥとユルール、エレノア達はそれぞれ手に入れた情報を話し合っていた

アイゼン「成る程な……ならば」

話終えるとアイゼンが考えるように腕を組み何かを言おうとすると

マギルゥ「今の話からすれば…次の行きさきはイズルトかえ?」

マギルゥが先に言ってしまう

アイゼン「……ああ」

腕を組んだまま目を瞑り、素っ気なくそう言うアイゼン

ユルール「アイゼン……」

エレノア「先に言われたことがショックだったんですね……」

素っ気ないアイゼンをなんとなく理解したエレノアとユルール

マギルゥ「ならば早くイズルトへ向かった方がいいのではないかえ?」

マギルゥがアイゼンにそう言う

アイゼン「ああ。そろそろロクロウの治療も終わっている頃だろう」

�A2あ、ここは」

�%3療も終わったとそう言うアイゼン

ユルール「それじゃあバンエルティアに戻ろう」

ユルールがエレノア達にそう言うと三人共頷く









バンエルティア号に戻ったユルール達が直ぐに見たのは機嫌が悪そうなテラリアだった

エレノア「テラリア様……何かあったんでしょうか?」

驚きながらそう言うエレノア

マギルゥ「ふむ……ベルベットあたりが何かやらかしたのかの?」

テラリアの様子を見てやや面白そうにそう言うマギルゥ

アイゼン「ベルベット達が良さそうなら出発するぞ」

変わらずそう言うアイゼン

エレノア「は、はい」

まだやや驚いているエレノア

ユルール「そうだね」

笑顔で頷くユルール

そうこうしているとバンエルティアが出発する

ユルール「いい風だなぁ…。いい船旅日和だね〜」

と船の甲板で風で髪が靡かせながらそう言うユルール

エレノア「そうですね」

ユルールの言葉にそう言うエレノア

ユルール「エレノア!どうかした?」

急に話しかけられ驚くユルール

エレノア「あ、いえ……何というか…その……懐かしそうに見えたものですから」

少し困ったように答えるエレノア

ユルール「そうだね……懐かしね……昔を思い出す」

エレノアの言葉に懐かしそうに微笑んでそう言うユルール

エレノア「昔……?」

エレノアが頭に?を浮かべる

ユルール「うん……

ボソッ)僕の大切なたった一人の親友との、ね」

エレノアの言葉に頷くと小さくエレノアに聞こえないように呟くユルール

アイゼン「進路変更だ!レニードに向かう!」

ユルールの言葉に何かを言おうとした時、アイゼンがベルベット、ユルール達にそう言うのだったー…

第二十二話:壊賊病→←第二十話:カドニクス港で



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作者名:クーシー | 作成日時:2017年2月10日 12時

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