〔ＷＴ〕真偽の射手 (ページ7)

今日:16 hit、昨日:14 hit、合計:18,482 hit

５真偽ページ7

「二宮さん……」

ブースから出てきた二宮の名前を呟いた加瀬に二宮は気付くと近寄る

加瀬を除いた１９歳組がちらりと迅を見ると迅は大丈夫と言うように頷く

那須はどことなく心配そうに加瀬を見る

二宮「あそこまでやれらるとはな」

加瀬が射手として強かったことに二宮は驚いたことを言う

「まぁ……これでも二宮さん達よりは射手長いですから」

言い悩むようにしながらも加瀬は加瀬が言う。その言葉に柿崎は確かに俺と嵐山が入隊した時いたなと思い出しながら納得する

二宮「そうか……」

ふむ……と加瀬の言葉に何か考え込むように右手を顎に当てる

犬飼「あの不意打ち攻撃どうやってやったんですか？」

考え込んでる二宮を気にしつつ犬飼は加瀬に疑問を聞く。辻も頷いて同意する

生駒「あ。それ俺も気になる。どうやったんや？」

流れるようにシレッと生駒も頷いて聞く

「どうやってって……別に特別なことはしていない」

首を振って答える加瀬に生駒はえ〜ほんま？と疑う

「あれは置き弾だからな」

ああと頷きながら生駒に答える。置き弾！？と周りは驚く

那須「置き弾だったんですね……」

加瀬と同じ射手の那須でもわからなかったことに周りは更に驚く

迅「加瀬は置き弾の扱いが上手いからな〜」

１９歳組も驚いていると迅が言う

「俺は普通より小さく分割出来るからな。置き弾を作って配置してもだいたい気付かれない」

迅の言葉に補足するように加瀬も言う

二宮「成程な。お前への見方を改めないといけないようだな」

加瀬の言葉に納得したのか二宮が頷いて言う

迅「あ……頑張れ加瀬」

「何にだ！？」

二宮の言葉に迅のＳＥで何か確定した未来が視えたのだろう。何が確定したのかわからないが迅の言葉に焦る

二宮「行くぞ犬飼、辻」

言いたいことを言ったからかさっさと何処かへと向う。そんな二宮を慌てて犬飼と辻が追う

弓場「何だったんだぁ？」

柿崎「さぁ？」

生駒「意味深やな？」

嵐山「まあいいんじゃないか？」

「いや、よくないぞ！？」

迅を除いた彼等が言うことに加瀬は焦って否定する

迅「大丈夫だよ。悪い未来じゃないから」

苦笑しながらも迅は加瀬に言う。渋々迅の言葉にわかったと言う

那須「加瀬さん私にも稽古つけていただけませんか？」

ふふと笑うと那須は加瀬に言うと彼は今日じゃない日にと言うと後は迅達１９歳組と過ごすのだったー……