検索窓
今日:12 hit、昨日:14 hit、合計:18,478 hit

4真偽 ページ6

「そんなことないですよ?加瀬さんはとってもすごい人です」

そんな後ろからかけられた声に加瀬と柿崎、嵐山は振り返るとそこには那須隊隊長である那須がいた

「那須?」

嵐山「やあ!」

柿崎「良かった体調いいんだな」

弓場「よぉ」

迅「やっほー…って何してんの生駒っち」

生駒「これ、俺話したらあかんやつやろ?」

やって来た那須に19歳組それぞれの反応をする

那須「ふふ……はい」

それぞれの反応に那須は楽しそうに答える

「な」

那須「加瀬さん」

何と言ったのかと那須に聞こうと名を呼ぼうとした時、那須がニッコリ笑いながら加瀬を呼ぶ

那須「加瀬さんはすごい人です。私、そんな人が師匠で嬉しいです」

ふふと笑いながら嬉しそうに言う那須に周りがまたもやざわつく

生駒「え?どうゆうことなん?」

周りの疑問を生駒が代表したように聞く

「それは……」

迅「さっきの模擬戦で戦闘スタイルが那須ちゃんに似てるって思ったろ?」

生駒達の疑問に答えるように迅が生駒達に話し始め、聞いてきたことに生駒がおん、と頷く

迅「入隊したばかりの那須に射手のことを教え込んだのは加瀬だからね。戦闘スタイルも同じになったんだと思うけど」

そう言いながら迅は那須に視線を向けると那須ははい♪と頷き答える

そんなある意味爆弾発言にまた周りが何!?と驚く

「いや……俺なんかよりもっとすごい射手がいるんだからそっちに教わればいいって言ったんだが」

那須「私は初めて見た加瀬さんの戦う姿にこの人に教わりたいって思ったんです」

加瀬は偽っていた時だがニコッと譲らない意志を感じさせる那須に根負けし教えた昔を思い出す

「ははっ……それで教えたんだ」

苦笑しながら迅の言葉を肯定する。そうなのかと生駒が頷いて納得する

那須「とっても教えるの上手ですし、何より戦闘スタイルは私にも合ってましたし、教えてもらうまで頑張って良かったです」

と那須を交えて話し始める加瀬達

そんな彼等に衝撃事実、那須の師匠が加瀬だったことに驚いて固まっている周りはウィンとどこかの扉が開いた音にそちらを振り向く

振り向いた先には加瀬に負け、出てきていなかった二宮がいた

「二宮さん……」

那須や迅達19歳組と話していた加瀬だがブースから二宮が出てきたことに気付いた加瀬は彼の名前を呟くのだったー……

5真偽→←3真偽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クーシー | 作成日時:2022年5月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。