息抜きネタ（ご自由にお使いください） ページ28
異世界からの侵略者・近界民の侵略に対し、近界民が住む世界近界からは玄界と呼ばれるこちら側−地球を守る組織・界境防衛機関、通称ボーダーに加瀬は所属している
一時は家庭環境からボーダーに過激な批判をしていた者達からボーダーの仲間達を命をかけて守るため、嫌われるように動き、そして、彼らを守るべく動いていた
過激派が起こしたボーダー隊員襲撃しようとした際に守りため身を挺し一時は意識不明で生死を彷徨ったものの回復
その騒動後、加瀬がしていたことを上層部からバラされ、困惑しながらも暖かく加瀬を同じ１９歳組が迎い入れた彼らと共に防衛任務や遊んだりしながら過ごしている
はずだった
〜
ザーン、ザザーン
ザーン、ザザーン
目の前には青い青い海が広がり、波が浜に何度も何度も押し寄せては引いていく、加瀬はそんな浜辺に立っていた
「ここ何処なんだ？」
遠い目をしながら加瀬は呟く。普通に合同で防衛任務(メンバーは同い年１９歳達の隊と一緒になることがほぼない迅)をしていたはず。なのに……
「見渡す限り目の前に広がるのは海……………で、後ろはおそらく熱帯とかにあるような木が生えたジャングル……………
俺、普通に防衛任務してたはずだよな？」
再度改めて言葉にして確認する加瀬は先程よりも更に遠い目をしている
「こうなったらしょうがないよ加瀬〜」
ボリボリボリボリと食べながら加瀬へと話しかける防衛任務で一緒の１人
「何でお前はそんなに落ち着いてられるだ迅」
気付けばいた浜辺。そこには加瀬と一緒に防衛任務をしていた１人である迅がいた。何故か彼の好物であるあげせんを食べているが……
迅の様子に頭を抱えたくなる。右手を軽く握り額に当てため息をつく
迅「ここに何でいるのかはおれも完全に読み逃したけど大丈夫だよ。おれのＳＥがそう言ってる」
彼の口癖だ。彼の言うことを加瀬を含めて１９歳組が疑うことはない。彼の望む最善の未来を掴むため、自身にできることは何か考え、全力で挑むそれだけだ
ふと海に迅が海に視線を移すのを見て加瀬も移す。そこには、まだまだ遠いながらも巨大だとわかる船が近付いてくるのが見えるのだったー……
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作者名：クーシー | 作成日時：2022年5月25日 21時
