光4 ページ5
ハーレイ「……は?」
スレイの言葉にハーレイだけじゃなくロゼにライラ、デゼルにエドナ、ミクリオにユウナ、カディッシュ達全員が驚いて固まる
スレイ「グレイスさんのように俺はなれないのは分かる。ハーレイも進もうとしてるんだろ?
けど……俺、ハーレイが進めていないように思うんだ……こう……鎖が巻き付いてるというか」
スレイはどう表現すればいいのか分からないからか、ハーレイに言った後も悩んでいる
カディ「俺はいいが……ハーレイ次第だろう」
デゼルやエドナ達がスレイに「どうなんだ?」と言っているとカディッシュが言う
ハーレイ「(どうして……どうしてグレイとは違うけど……同じようなことを……)条件がある」
顔に出さないようにしながら考え、スレイに言う
スレイ「条件……」
ハーレイの言葉にスレイは真剣な表情で聞き返す
ハーレイ「俺と勝負しろスレイ。お前が勝ったらいいぞ。実力を示せってことだ」
スレイにハーレイは言うと武器の柄を握る
スレイ「分かった。皆、手を出さないでくれ」
スレイはミクリオ達に言うと 儀礼剣を抜くとハーレイも双剣を抜く
ハーレイ「ピュウイ。離れてろ」
肩に乗っているピュウイにハーレイが言うとピュウイは小さく鳴くと肩から降り離れる
ハーレイ「始めようか……」
スレイ「ああ」
ハーレイは双剣を構えスレイに言い、スレイは頷く
風が凱旋草海に吹き止むと同時にハーレイとスレイは走り出しぶつかる
ハーレイ「はぁ!」
ギンッ、ギンッ、ガッ
連続の攻撃にスレイは押されなんとか耐えると攻撃するがハーレイは簡単に避けてしまう
スレイ「くっ!(強い……!ロゼの戦い方に似てるけど違う。そういえば、セルゲイが言ってたな……グレイスさんはハーレイの戦い方が独特すぎて大変だって……
カディがいつも言ってた、どんな相手だろうと戦っていれば分かるって……
セルゲイの時と同じでハーレイの戦い方が少しずつ分かってきた)」
刃を交えるスレイとハーレイ。刃を交え、徐々にスレイはハーレイの戦い方が分かってきたからかハーレイの動きについていく
ハーレイ「 ! (俺の動きについてき始めてる……グレイでも俺の動きについてくるのに一年半はかかったのに……)」
スレイが自身の動きについていくことにハーレイは驚く
スレイ「(ハーレイの剣……段々分かってきた。独特だけどカディが俺を言うのと同じ真っ直ぐだ)」
スレイはハーレイと戦い、刃を交えながらそう思うのだったー…
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作者名:クーシー | 作成日時:2018年3月24日 22時