光３３ ページ34
ライラ「だ、大丈夫ですわ！ユルールさんの技は憑魔にも魔物にも効いていましたわ！」
スレイの中から出て来てライラは暗雲を背負っているんじゃないか？と思いたくなるほど落ち込むユルールに慌てて言う
エドナ「そうね。炎で溶けた水はね」
ライラと同じくスレイの中から出て来たエドナが笑いながらユルールに言う。ライラが直ぐにエドナさん！と咎めるように名前を言う
ユルール「アハハ……」
器用に落ち込みながら小さくユルールはライラとエドナの言葉に苦笑いをする
ハーレイ「(属性付きの技が効く効かないの問題…なのか？)ロゼとスレイの連携の繋ぎに一役かっていると思うけど？」
首をコテン、と音が聞こえそうに傾げながら言う
ユルール「………」
ハーレイの属性の問題は関係ないという言葉にユルールは嬉しいものの複雑な表情をする
ミクリオ「ユルールはロゼとスレイだけじゃなく僕達の憑魔への攻撃で危なくなると助けてくれてるじゃないか」
ミクリオもスレイの中から出て来てエドナに注意する
デゼル「ああ。普通じゃフォロー出来ないようなタイミングでもやってのけいる」
更にデゼルも出て来てミクリオの言葉に続けて頷きながら言う
カディ「ここで修行ついでになって良いじゃねえか？」
クルクルとキセルを回しながらカディッシュは言うと、キセルをそのまま口に運び吸う
ミクリオ「カディって本当に……」
スレイ「どんなことでも修行になるよな」
カディッシュの言葉にミクリオとスレイは少し驚くがいつものことだなと思うと２人は同時にお互いの顔を見て笑って言う
ユウナ「ボクやハーレイ、ユルールは最近入ったばっかりだから確認するにもいいかもね！」
ロゼ「成る程！」
ユウナはカディッシュの言葉に頷くとロゼに新たな発見をしたように少し興奮しながら言うと、ロゼはおぉ、と手を叩いて納得する
ミクリオ「確かにここで連携や皆とどう戦うかを確認した方がいいかもしれない」
ユウナとロゼのやり取りにスレイと嬉しそうに笑うとミクリオは２人の言葉に頷いて顎に右手を当てスレイに言う
ハーレイもその言葉に確かに……と思う
スレイ「そうだな。ライラ達には交代してもらいながらハーレイとユウナ、ユルールはしばらく俺とロゼと一緒に戦ってもらえるかな？」
ミクリオの言葉に頷くとスレイはハーレイを含めた３人に顔を向けながら言うのだったー……
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作者名：クーシー | 作成日時：2018年3月24日 22時
