〔TOZ 〕意志継ぐ光の天族 (ページ18)

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光１７ページ18

スランジ「そちらの方も？」

見た目がスレイ達と違うユルールにスランジが言う

ユルール「僕は二人の護衛をしている者です」

スランジにユルールは騎士のように右手を胸に当て返す

ハーレイ「え……それを信じる」

ユルールのサラッと言う嘘にハーレイは信じないと言おうとするが

スランジ「そうでしたか」

ユルールの返しにスランジは頷く

ハーレイ「信じちゃうんだ……」

スランジの反応にハーレイは少しだけ驚く

カディ「仕草だけならそれっぽいし信じやすい雰囲気と笑みだろ？」

カディッシュがハーレイにキセルを吸い吹きながら言う

ハーレイ「……確かに」

ピュウイ「キュ～」

カディッシュの言葉にハーレイが納得するとピュウイが同意の鳴き声をあげる

カディ「さて、と。この後どうする？」

スランジが去っていきどうするかをキセルを吸い吹くとカディッシュが聞く

スレイ「そうだな……」

カディッシュの言葉にスレイが考えようとすると

ユルール「全員で分かれて、住民に聞き込みや探索をするのはどうかな？」

ユルールがスレイとカディッシュを見ながら全員に提案する

ロゼ「それがいいと思う」

ユルールの言葉に一番にロゼが賛成する

エドナ「それじゃあさっさと分かれましょう」

ロゼの言葉を聞いたエドナが即座に言う

ライラ「ユウナさんはロゼさんといた方がよろしいかと思います」

ミクリオ「そうだねそれがいいと思う」

ライラとミクリオがユウナに提案する

ユウナ「で、でも……」

二人の言葉に驚くユウナは何かを言おうとするが

ハーレイ「……俺は知ってる訳じゃないが……お前、怖いんだろ？だったら誰かといた方がいい(分かる誰かがいるだけで安心するからな)」

ユウナの様子からハーレイはユウナが人間を怖がっていることを理解し言う

スレイ「ハーレイの言うとおりだ。ユウナまだ怖いんだろ？無理しちゃダメだと俺は思う」

ミクリオ「僕もそう思うよ」

ピュウイ「キュウ！」

スレイとミクリオがハーレイの言葉に続け言うとハーレイの肩から移ったピュウイがミクリオの肩で鳴く

ユウナ「うん」

カディ「そんじゃ一旦情報集めに解散」

ユウナの様子にカディッシュが言うとそれぞれ分かれる

ハーレイ「ミクリオ。ピュウイに慣れたんだな」

カディッシュの言葉に直ぐ様ハーレイはミクリオに近付くと言う

スレイ「あ。それ俺も思った！」

ピュウイ「キュウイ！」

ハーレイとスレイの言葉に何故かピュウイが得意気に鳴くのだったー…