〔TOZ 〕意志継ぐ光の天族 (ページ7)

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光６ページ7

ピュウイ「ピュイ！」

スレイ達との話を終えたハーレイの肩にピュウイが鳴きながら乗る

スレイ「セルゲイの話に出てきた小動物のような天族……ピュウイって名前なんだな！」

ハーレイに笑顔でスレイが言う

ハーレイ「グレイの天族じゃないんだピュウイは……グレイはピュウイの世話を任せられた日にあれが起きて、任せた人間と離ればなれになったって言ってた」

ピュウイの頭を撫でながらハーレイはスレイに言う

ミクリオ「グレイスじゃない人間といた天族だったのか……」

スレイの隣で聞いていたミクリオが呟く

ハーレイ「あ」

ミクリオ「え？うわっ!?」

ミクリオの呟きが終わるとピュウイはハーレイの肩から跳び移りミクリオの肩に乗ってスリスリとと頬に頬擦りをする

ミクリオ「ちょっ」

ピュウイの行動にミクリオは驚いている

スレイ「俺も触っていいかな？」

スレイはピュウイに触ろうとするが、ピュウイはミクリオの肩で逃げる

ハーレイ以外の全員が触ろうとするが全員ピュウイに逃げられる

ロゼ「いいな～ミクリオ」

ロゼが言うとライラ、スレイ、ユウナが(分かりにくいが特にデゼルが)うんうんと頷く

ハーレイ「………グレイがなつくまでかなり時間がかかったって言ってた……ましてや初めてあった天族に頬擦りまでするなんて……」

驚きながらハーレイはスレイ達に言う

ユウナ「どうしてかな？」

ユウナはロゼとどうしてピュウイがミクリオになついているのか話し合う

カディ「………だろ」

カディッシュが何かを小さく小さく呟く

エドナ「何か言った？」

傘を回しながらエドナはカディッシュに聞く

カディ「いいや」

エドナの言葉にカディッシュは首を左右に振り言う

ハーレイ「(……ピュウイを知ってるのか？)」

ハーレイはカディッシュが何と言っているのかは分からないが、分かったのはピュウイを見て気付きにくかったが懐かしそうに小さく笑ったことを見たで思い考える

デゼル「おい」

ロゼ「そうだね。そろそろゴドジンに向かおう」

デゼルに頷きながらロゼは全員に言う

スレイ「そうだな。ハーレイ、行こう！」

ロゼの言葉に頷くとスレイはハーレイにスッと右手を出す

ハーレイ「……ああ」

ハーレイはスレイの手を取らずに頷くと先に進んでいるロゼ達の後ろに続く

ミクリオ「時間はまだまだかかりそうだね」

ピュウイ「ピュイ……」

ミクリオがハーレイの後ろ姿を見るスレイに言うとスレイは困ったように笑い、ピュウイが鳴くのだったー…