第五十五話：グリモワール捜索〜依頼〜 ページ7
ユルール「やはり……ノワールでしたか」
ユルールの言葉にテラリア達はユルールの言葉に驚きユルールを見る
アイゼン「どういうことだ……？」
アイゼンがテラリア達を代表するようにユルールに聞く
ユルール「ノワール……グリモワールとは知り合いなんだということだよ」
苦笑いしながらユルールはアイゼンに答える
フィ「ノワール……？」
エレノア「グリモワール……ですよね？」
ユルールの言う「ノワール」という名前にエレノアとライフィセットは疑問に思ったのか聞く
ユルール「ああ……僕がノワールと会ったとき、好きに呼んでいいというのでノワールと呼んでいるんだ」
エレノアとライフィセットの言葉に頷きながらユルールは、二人に簡単に説明する
グリモ「ああ……あんただったの。久し振りねぇ……」
ユルールのことを忘れていたのかユルールのエレノアとライフィセットの説明で思い出したのかユルールに言う
ユルール「はい、お久し振りですノワール」
グリモワールの言葉に小さく笑いながら答える
テラリア「(かなり昔からの知り合いのようだが……)」
グリモワールとユルールのやり取りにテラリアはそう思う
ベル「それより！」
ベルベットが話が戻らなそうな雰囲気に声を上げ戻す
グリモ「で」
ベルベットの声にグリモワールも同じようにマギルゥに促す
マギルゥ「なかなかに興味深い古文書があっての、その解読を頼みたいんじゃ」
グリモワールに体を揺らしながらマギルゥが頼む
グリモ「へぇあんたが他人に肩入れするなんて珍しいこともあるのね……」
マギルゥの言葉に少し驚いたようにグリモワールはマギルゥに言う
マギルゥ「ヒマつぶしによくての」
グリモワールの言葉にマギルゥはやや楽しそうな感じで言う
テラリア「ヒマつぶしなんて言うなマギルゥ。これは大事なことなんだ」
マギルゥの言葉にテラリアは真剣な表情でマギルゥに言う
グリモ「あたしはヒマじゃないけど」
マギルゥの言葉に何とも言えない声音でグリモワールがマギルゥに言う
ビエンフー「ビエ〜ン、グリモ姐さんそこをなんとかお願いでフー！」
グリモワールの返しにビエンフーが困ったように頼み込もうとする
グリモ「そういうの、やってないから」
ビエンフーの頼みをグリモワールはバッサリと斬り捨てる
テラリア「(グリモワールに頼むのは難しいのかもしれないな……)」
グリモワールの様子にテラリアはそう思うのだったー…
第五十六話：グリモワール捜索〜依頼３〜→←第五十四話：グリモワール捜索〜マクリル浜での戦い 終わりと出会い〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クーシー | 作成日時：2018年2月4日 20時
