〔TOB〕導師継承者２ (ページ6)

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第五十四話：グリモワール捜索～マクリル浜での戦い終わりと出会い～ページ6

ロクロウ「よし！」

マギルゥ「決めろ～！」

ライフィセットとカディッシュの聖隷術が放たれ、業魔が雄叫びをあげるとロクロウとマギルゥがアイゼンに叫ぶ

アイゼン「かわせるもんなら！かわしてみな！ウェイストレス・メイヘム!!」

業魔にアイゼンが秘奥義をぶつける

グウオォォォォォォ……

アイゼンの秘奥義を食らった業魔は沈むと消えていく

テラリア「倒せたな」

弓を仕舞いながらテラリアが言う

フィ「グリモ姐さん！」

テラリアの言葉に頷くと思い出したようにライフィセットがキョロキョロと周りを見ながら言う

カディ「あそこだ」

カディッシュが指指す方向を全員見るとノルミンが気だるげに佇んでいた

エレノア「ビエンフーと同じ種族の聖隷……でしょうか？」

ノルミンを見ながらエレノアが聞くように言う

ベル「あんたがグリモワール？」

ノルミンに近付くとベルベットが気だるげに佇むノルミンに聞く

「ふぅ………」

ベルベットの言葉にノルミンは反応しない

ベル「頼みたいことがあって探してたんだけど」

ベルベットはそんなノルミンにも気にせず言う

テラリア「(このノルミンがグリモワールか……)」

ベルベットに後に続いて後ろでベルベットが見ているノルミンを見ながら思う

「はぁ……あんた、誰？」

ベルベットに答えることも億劫そうにしながらも聞く

ベル「ベルベット。魔女の知り合いよ」

ノルミンに簡潔にベルベットは答える

マギルゥ「グリモ姐さんご無沙汰じゃのー！」

ビエンフー「ご無沙汰でフー！」

マギルゥとビエンフーがグリモワールに言いながら近付く

グリモ「ああ、あんた達……どっちも妙ちくりんね……」

グリモワールはマギルゥとビエンフーと分かると見た目のことを言う

テラリア「」

ロクロウ「どういう関係なんだ？」

三人の関係にロクロウが聞くと隣でカディッシュが頷く

マギルゥ「魔女の修行をしていた頃の先輩じゃよ」

マギルゥはロクロウとカディッシュを見ながらに返す

テラリア「魔女……グリモワールもなのか？」

マギルゥの言葉にテラリアは驚き聞く

ベル「そんなわけないでしょ」

ベルベットがテラリアの疑問に答える

ユルール「やはり……ノワールでしたか」

テラリア達のやり取りを一番後ろで聞いていたユルールがグリモワールに言う

テラリアだけじゃなくベルベット達全員がそのことに驚くのだったー…