第九十ニ話:聖殿パラミデス 十九章 ページ44
聖殿パラミデスの最奥で樹人の喰魔を見つけたテラリア達。喰魔を逃さないための結界その内側で喰魔と戦い始める
ロクロウ「喰われないように気をつけろ!」
樹人の足がカディッシュとロクロウを取り込もうとするような動きに躱したロクロウが叫ぶ
マギルゥ「くわばらくわばらじゃー」
喰魔から離れ聖隷術を放っているマギルゥが関係いように言う
フィ「でもマギルゥ」
テラリア「前衛の彼らに何かあれば、我々が前衛をしなければならないし、最悪喰われるぞ?」
ライフィセットとテラリアが火属性の術技をそれぞれ喰魔へ放ちながらマギルゥへ言う
ユルール「やられないようにはするけどフォローと回復お願いね!」
氷属性の連続突き攻撃から、同じく氷属性の相手(今回は喰魔)を吹き飛ばす技を放ったユルールがライフィセットとテラリアの言葉に続いてマギルゥに言う
ユルール「喰われたらその時よろしく!」
と最後に恐ろしい一言を笑顔で付け足して
マギルゥ「怖いわ!!」
笑顔で言った一言とその笑顔に思わずマギルゥはツッコミを入れ、聖隷術を喰魔へと放つ
聖隷術を使う者達の詠唱タイムラグはそれぞれの聖隷術の詠唱とかぶらないように少しずらして時間差で発動しているため喰魔へ聖隷術が途切れることなく襲い掛かる
聖隷術が途切れてしまった場合にはテラリアを含めた前衛達の攻撃している
ユルール「意外にしぶといね」
ライフィセット達の聖隷術とテラリア達の攻撃を受け続けている喰魔の丈夫さに驚きつつユルールが喰魔の攻撃を躱し言う
ロクロウ「ああ。だんだん攻撃の頻度も上がってきたしな」
喰魔の攻撃を小太刀で上手く受け流したロクロウがユルールの言葉に頷き同意する
カディ「あと少しの証拠だろ。気張れよロクロウ」
ロクロウが喰魔の攻撃を受け流した瞬間にカディッシュが喰魔を斬りつけながらロクロウに言うと、ロクロウはいつも通り答える
フィ「ヴォイドラグーン!!」
カディッシュの攻撃の後、吹き飛ばしたユルールに怒った喰魔がユルールへ勢い良く襲いかかろうとするがライフィセットが聖隷術で止めようとする
テラリア「煉󠄁獄の十二連!!」
ライフィセットの聖隷術で止まるしかなかった喰魔へテラリアが炎属性の十二の矢で喰魔を攻撃する
マギルゥ「そろそろ終わりじゃ!伸びろ、伸びろー!光翼、天翔くん!」
テラリア達の攻撃で鳴き叫ぶ喰魔の動きが完全に止まり、マギルゥが好機と喰魔へ秘奥義を放つのだったー……
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作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時