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第八十六話:聖殿パラミデス  十三章 ページ38

跳びかかってきた業魔に唯一残っていたユルールが、跳んできながら爪を振り降ろして攻撃をしてくるのをユルールは受け止める

ユルール「はぁ!」

跳んできた業魔の爪を振り降ろす攻撃のダメージをユルールは受け流しつつ。攻撃を受け止めていた剣を勢いよく横に払い業魔を遠ざけさせる

テラリア「揺らぐ陽炎!」

剣を払ったことでユルールから離れ、真っ直ぐ彼のみを認識している瞬間を狙い、テラリアは業魔の目を狙って炎の矢を放つ

グォォォォ!?

近付く炎の矢に気付いた業魔は直ぐ様に避けようとするが間に合わず目に直撃しなかったものの、目の近くで爆発を起こしたからか目を押さえ叫ぶ

ロクロウ「重ね陽炎!」

動きの止まった業魔をロクロウは技で一度突き刺し敵をすり抜け、もう一度業魔を突いて攻撃をする

カディ「させるかよ!雷刃牙!」

今だ業魔は目を押さえつつもロクロウの攻撃に目を押さえ見えてないながらも的確にロクロウを狙って反撃しようとしているのをカディッシュが雷をキセルに宿し止める

アイゼン「冬木立!」

反撃をカディッシュにより止められた業魔の後ろに回り込んだアイゼンが冷気を込めた拳で殴りつける

ユルール「守護氷槍陣!」

アイゼンの拳により殴り飛ばされる先にユルールが待ち構え、氷の技を放つ

ユルールの技の氷を背中に喰らい息を荒くし蹌踉めく業魔にもう少しで終わりだなと察したベルベットとカディッシュがトドメをと思い接近するが、近付いてきた2人へ業魔が2人に突進しながら跳びかかる

ベル「くっ!」

カディ「うおっ、と」

ベルベットはトドメにと用意していた業魔手で業魔の攻撃を防御し、カディッシュはキセルで受け流しながら体を捻って躱す

マギルゥ「急に飛び跳ねまくるようになっとるんじゃが〜!?」

跳びはねまわる業魔に聖霊術を放ったマギルゥが俊敏に跳び跳ね回る業魔に叫ぶ(直後業魔が近くに跳んできた)

テラリア「癒しを運べ……!」

全体回復の聖隷術を用意していたテラリアは静かに省略し全員の傷を癒やす

アイゼン「それだけ追い詰めてるってことだろう」

マギルゥの叫びにアイゼンは癒しの聖隷術を使ったテラリアへ標的を替えた業魔へ地の聖霊術を放ちながら言う

テラリア「光よ!」

フィ「カレイドイグニス!」

アイゼンの聖隷術で動きが止まった隙にテラリアは一度離れ空かさず光の力を宿した矢を放つ

テラリアの矢を躱すための動きをする業魔へライフィセットが聖隷術を放つのだったー……

第八十七話:聖殿パラミデス  十四章→←第八十五話:聖殿パラミデス  十二章



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作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時

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