第八十四話:聖殿パラミデス 十一章 ページ36
最初の杯の下へと戻ってきたテラリア達。タイミング良く反対側を調べに行っていたロクロウ達が戻ってくる
アイゼン「どうだった」
やって来たロクロウ達へアイゼンが聞く
カディ「あぁ。こっちはそれと同じもんがあってな、しかも【証】もあった
なんでその【証】に触れたら杯の水が蒸発する音が聞こえた以上」
明瞭完結にカディッシュが言う
ユルール「こっちも同じものがあって、同じように杯の水を蒸発させたよ」
カディッシュのすごくわかりやすい答えにライフィセットとテラリアは驚きパチクリと固まっているとユルールが先程通った後ろの道を振り返り見る
ロクロウ「同じものがそっちにもあったのか」
腕を組んで同じものを見て解いてきたロクロウが言う
エレノア「これで先へ進めるんでしょうか?」
最初に見た杯と後ろに見える流れ落ちる水に変化がない様子にエレノアは進めるのかと言う
ユルール「僕達とエレノア達が解いた仕掛けは、多分だけど、石碑の所にあった流れる水を解くものだと思うよ」
石碑の両側にあった流れる水の仕掛がある方向をユルールは見ながら言う
マギルゥ「では、戻るのかえ?」
ユルールと同じく仕掛がある方向を見るマギルゥが言うとアイゼンとユルールがそれしかないとマギルゥへ答える
ベル「部屋がそれぞれあるならさっきと同じメンバーで調べましょう」
3人のやり取りの直後仕掛にベルベットが向うためテラリア達は彼女を追う
仕掛に向かいながら彼女が言う言葉にテラリア達は応じるが、テラリアは調べる場所を変えてはどうだろうかとベルベットに提案する
テラリアの提案をベルベットはそうしようと頷き同意する
フィ「あ!水が消えてる!」
石碑まで戻るとそれぞれ流れていた水が消えているのが見える
ユルール「僕達がそれぞれで解いた仕掛けはやっぱりここの仕掛けを解くものだったみたいだね」
来る前の予測が当たっていたことにユルールは頷いて言う。心なしか安堵したように見える
ロクロウ「俺達は逆のこっちだな」
ライフィセットが調べる部屋を指を差しながら言う。ロクロウがライフィセットが指した反対側を見て言い、それにカディッシュが頷く
ユルール「調べ終わったら石碑前ここに集合でいいかな?」
それぞれを調べる前にベルベットに集合場所をユルールは確認する
ベルベットは頷いて同意すると、それぞれ部屋を調べるため、テラリア達は流れ落ちる水で閉ざされていた部屋へと踏み入るのだったー……
第八十五話:聖殿パラミデス 十二章→←第八十三話:聖殿パラミデス 十章
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時