第八十話:聖殿パラミデス 七章 ページ32
カディ「単純に聞いただけのもんから考えるなら、この先に進むための仕掛けを解くには、杯にあんのかわかんねえが証とやらを青くさせたり白くさせなきゃならねえってことだろ?」
ロクロウに聞かれ吸い終わりクルクルと回していたキセルで石碑よりも先に見える階段を指し言う
ユルール「僕もそう思うよ。そこの水が落ちてるところどうやら部屋か何かがあるみたいだし」
カディッシュの言葉に頷くとユルールはこっちの水とあっちの水と丁度石碑から左右にの流れる水を見て指し示しながら言う
フィ「本当だ!」
ユルールが示した水の奥をよく見ると扉のようなものが見えライフィセットはパッとユルールに振り返り言う
テラリア「(部屋があるが……)」
石碑にかかれていることを思い出しテラリアは悩む
ベル「水のこの勢いなら行けなくはないわね」
悩むテラリアの側でベルベットが部屋に向かおうとする
カディ/ユルール「「止めとけ/止めた方がいいと思うよ」」
カディッシュはパタパタと手を振って、ユルールは頬を掻き、苦笑しながら2人は同じことを同時にベルベットに言う
ベル「見えてるならさっさと行くことできないの?」
行かない方がいいと言う2人を振り返りベルベットは理由を問う
カディ「こういった仕掛けつーのは正式な手順で解いていかねえと何かが起こるんだよ」
腕を組み、はぁと溜息を一度吐いてカディッシュが言う
ユルール「例えば、行きたい場所に行くことができないとか、入口に戻されたりとかね」
カディッシュの言葉にユルールは頷くと右の人差し指を立てて例を上げる
マギルゥ「何やら実感がこもってるの〜」
2人の言葉にピーンときた音をマギルゥから聞こえたテラリアは嫌な予感を感じた
ニヤニヤ笑いながらマギルゥは2人をからかうように2人へ聞く
カディ「さてな」
マギルゥの言葉にカディッシュは素っ気なく答えるが目が怖い
ユルール「ご想像にお任せするよ」
ニコリと音が聞こえるような笑顔でユルールは答える。が、彼からも恐ろしさを感じる笑みをマギルゥに向ける
マギルゥ「そ、そうかえ」
そんなどこか恐ろしい2人にマギルゥはからかうことを止め、離れる
アイゼン「……地雷を踏み抜いたな」
テラリア「そのようだ」
エレノア「はい……」
その様子を見ていたテラリア達周りはマギルゥのような目にあいたくなくて少し離れながらアイゼンから始まりテラリアとエレノアが同意するのだったー……
第八十一話:聖殿パラミデス 八章→←第七十九話:聖殿パラミデス 六章
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時