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第六十三話:ハリアでの解読7 ページ15

マギルゥ「全部解読するには、かなり時間がかかりそうじゃのー」

ベットに座ってマギルゥが言う

テラリア「(確かに、解読もだがこの歌詞の意味は本当にこれだけなのだろうか……?)」

マギルゥの言葉にテラリアは何かを感じ思考する

ロクロウ「だが、聖寮の目的と狙いを知るためには重要な情報だ。時間がかかってもやるべきだろう」

マギルゥの言葉にロクロウが腰に両手を当てながら言う

カディ「ロクロウの言う通りだな」

カディッシュがロクロウの言葉に頷きながら言うとベルベットも頷く

エレノア「(聖寮の目的と狙いを……知る)歌詞だけでも得られる情報は少なくないと思います」

ロクロウの言葉にエレノアは右手を顎に当てながら考えると言い古文書に近づく

エレノア「図にある首は全部で八つ。一本が本体で、他の七つは"カノヌシの口"

七つの"口"は"穢れ"というものを食し、地脈経由で本体に送り、カノヌシを覚醒させる

そういう性質をもつ七つの魔物を」

ベル「"喰魔"と呼ぶ」

エレノアが古文書を覗き確認しながらテラリア達に言うとベルベットが最後を受け取って言う

エレノア「……はい。"穢れ"が、なんなのかはわかりませんが」

ベルベットの言葉に頷き答える

グリモ「……」

エレノアの言葉にグリモワールがアイゼンとカディッシュ、ユルールを見る

テラリア「(穢れ……)」

穢れという言葉にテラリアは肩のペソを見る

ペソ「ク……」

テラリアの視線にペソは気まずそうに鳴く

テラリア「(伝えることは出来ないな……)」

ペソの様子に穢れが何なのかを感覚で理解していたテラリアはペソに頷くと視線を戻す

アイゼン「後半部分はどう考える?」

グリモワールの視線にアイゼンがエレノアに聞く

エレノア「古代史はあまり詳しくないのですが、この世界を創ったのは地水火風の四聖主と言われています

でも、カノヌシも聖主と呼ばれている。カノヌシと他の四聖主の間に争いが起こり、カノヌシは封印されたのではないでしょうか」

アイゼンの言葉にエレノアは自身の考えを言う

マギルゥ「じゃが、御稜威に通う者があれば、喰魔は何度でも生まれ、カノヌシは復活する……

おメガネにかなった導師アルトリウスが、カノヌシを覚醒させようとしておるとすれば、話は合うの」

エレノアの言葉にエレノアを見ながらマギルゥが真面目な声で言う

ベル「なら七つの喰魔を探し出して、"カノヌシの首"を潰せばいい」

マギルゥの言葉にベルベットが睨むように言うのだったー…

第六十四話:ハリアでの解読8→←第六十二話:ハリアでの解読6



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作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時

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