if:ロクロウが人間だったら……4 ページ49
ベルベットとエレノアの再戦はベルベットの勝利で幕を下ろした
エレノアは自決をしようとしたがテラリアが怪我をしながらも槍を止め、その隙にエレノアをピュウイが眠らせ止める
カディ「怪我人も出たんださっきの遺跡で休ませねえか?」
終わった頃見計らってカディッシュがロクロウを肩に抱えながら言う
フィ「ロクロウ!?どうしたの?」
意識がなくカディッシュの肩に寄り掛かるロクロウにライフィセットが驚く
ユルール「直ぐにさっきの遺跡で休ませよう。アイゼン、ミルトの怪我を見てあげて。ベルベットは対魔士さんを」
そう言ってマギルゥ(服の首)を掴んでおそらく休む場所の準備に向かう
カディ「ライフィセット。ロクロウなら大丈夫だ。心配はいらねえ」
空いている左手でライフィセットの頭を撫でながらカディッシュが言う
フィ「本当?」
カディ「あぁ、疲れただけだ」
カディッシュがもう一度心配そうに聞くライフィセットに大丈夫だと言えばホッとしたような表情をしてテラリアの下へ駆け寄る
カディ「たっく……休んでおけばよかったものを……ばーか」
フッと笑ってカディッシュは誰にも聞こえないぐらい小さく言うと遺跡へと向かう。ベルベットとアイゼンも動きカディッシュの後ろをついて遺跡へと向かう
カディッシュ達が戻ってみたのは、遺跡へと戻って直ぐの休める場所の整えが終わったのか疲れきったマギルゥとビエンフーに笑顔で出迎えるユルールで、深くはツッコムことは誰もしなかった
左右対象のようにある小部屋に片方に眠ったエレノアに怪我をしたテラリア、もう片方にロクロウが横になる
マギルゥ「坊との契約の反動じゃな」
カディッシュが熱はないが念のため額に濡らしたタオル(ユルールの氷の技でできた氷を炎の聖隷術で溶かしてできた水で濡らした)を置くと同時にマギルゥが言う
カディ「だろうな。そこまで強くでちゃいないから少しすりゃ目醒ますだろ」
頷くとロクロウの頭をポンポンと撫でてからマギルゥを見る
マギルゥ「にしてもじゃ。意外じゃの〜」
からかうように言うマギルゥにカディッシュは?を浮かべる
マギルゥ「お主以外の聖隷を器にさせることなさそうじゃからの〜」
面白そうにマギルゥが言うが
カディ「それを決めるのはロクロウだ。別にこいつに悪さしようとしてる奴じゃなければ繋がり持つことは構わねえさ」
カディッシュはロクロウと同じように思ったことをそのままマギルゥに伝えるのだったー……
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、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月4日 20時) (レス) id: fe98f476fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時