〔TOB〕業魔と共に行く聖隷２ (ページ46)

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if：ロクロウが人間だったら…… ページ46

注意：ロクロウが人間。アルトリウス並に霊応力が高い。純粋にシグレに剣で勝ちたい。でも本来の業魔のロクロウと性格は変わらない

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なんやかんや色々あって地脈まで逃げてきたカディッシュとロクロウはベルベットが連れてきたライフィセットが苦しそうにしている

アイゼンがライフィセットはこのままだと業魔化すると言うとベルベットはどうすればと辛そうに言う

ロクロウ「……カディッシュ」

カディ「…………本気か？」

ベルベットの様子を見ていたロクロウはカディッシュに視線で尋ねる

カディッシュはギョッと驚き聞き返すとロクロウは頷く

ベル「何よ？助けられるの？」

ロクロウとカディッシュのやり取りにベルベットが直ぐに反応し、アイゼンは黙ってロクロウとカディッシュを見る

カディ「わかった」

ロクロウの目に根負けしたカディッシュが降参したように小さく言うとライフィセットに近付くと

丁度良よくエレノアがやって来た。慌ててエレノアはやって来るがロクロウに邪魔するなと言われて立ち止まる

カディ「(ったく、こうと決めたら曲げやしねえんだからな)」

ライフィセットの側に座り込みながらカディッシュは思う

カディ「聖なる柱に連なる者、我が迸る雷の一つとなれ。覚えよ汝に与える真名を」

カディッシュはライフィセットの手を握るとマギルゥがビエンフーに行ったのと同じ契約の儀式を行う

カディッシュがライフィセットの真名を告げた瞬間光に世界が包まれたのだったー…