第六十二話:解読の間 ページ14
グリモ「それ、気に入ったわ。あんたに古代アヴァロスト語教えたあげる」
ライフィセットの言葉に嬉しそうにグリモワールが言う
カディ「……(そんな事で教えんのかよ……)」
カディッシュは内心で驚き、ため息をする
フィ「ありがとうございます、グリモ先生!」
グリモワールの言葉にすごく嬉しそうに礼をライフィセットがグリモワールに言う
テラリア「私も残っていいだろうか?解読の手伝いをさせてほしい
私にはライフィセットのように古代アヴァロスト語を教えなくてもいい、
ただ解読の手伝いだけでも構わない。頼めないだろうかグリモワール」
断れると思っているのか決意した目をしながらも少し緊張したようにグリモワールに聞く
グリモ「……いいわよ」
テラリアの言葉に彼女の目ををジッと見るグリモワール。フッと息を吐くとグリモワールはテラリアを見ながら言う
テラリア「本当か?」
グリモワールの言葉にパッと明るくなるが驚いたのか聞き返す
ペソ「キュイ」
テラリアの様子にペソが鳴くと嬉しそうに尻尾を揺らす
グリモ「嘘を言ってどうするのよ?」
テラリアの言葉にグリモワールが呆れながら言う
カディ「確かに……」
グリモワールの言葉に小さくカディッシュは呟く
ロクロウ「テラリア、良かったな!」
テラリアの様子にロクロウもカディッシュと同じく小さく呟く
ベル「話はついたみたいね。何かあったら声をかけて」
話がつくとベルベットがグリモワールを含めた三人に言うと全員が部屋を出ていく
カディ「時間はかかるだろうから時間を潰そう」
部屋を出ると最後に出てきたユルールが扉を閉め向き直るとカディッシュが全員に向かって言う
ベル「そうね」
エレノア「はい」
ロクロウ「応」
アイゼン「ああ」
ユルール「うん」
カディッシュの言葉に全員がそれぞれ答えると宿屋を全員出ていく
ロクロウ「どうするカディッシュ?その辺をぶらつくか?」
出るとロクロウがカディッシュに聞く
カディ「そうだな……そうするか。人がいない所で話したいこともあるしな」
ロクロウの言葉にカディッシュは少し考えると提案する
ロクロウ「決まりだな」
ニッと笑いながらロクロウはカディッシュの言葉に同意する
ロクロウとカディッシュの二人は、人がいなさそうな場所を探し、見つけるとそこで話始めるのだったー…
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、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月4日 20時) (レス) id: fe98f476fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クーシー | 作成日時:2018年2月4日 20時