第六十一話：ハリア村で ページ13
マギルゥ「やれやれ……夜までには何とか着いたわい」
カディ「ギリギリ夕方……なだけだけどな」
ハリア村の門の前に着くとマギルゥが言い、マギルゥの言葉にカディッシュが言う
テラリア「ここが……ハリア村……」
二人の言葉にそのまま門を開けてハリア村に入るとテラリアは呟く
ユルール「穏やか……だね」
どこか懐かしそうな表情をしながらユルールが言う
カディ「宿屋で部屋を借りて古文書をグリモワールに解読してもらおうぜ」
キセルを吸っていた吸っていたカディッシュが一歩ベルベット達の前に出て言う
グリモ「奥の浜辺の方に宿屋があるわ」
カディッシュの言葉にグリモワールが古文書を抱えたまま言う
ベルベット達は頷くと宿屋へと直ぐに向かう。浜辺の宿屋に着くと中入り、部屋を取ると部屋へと入る
グリモ「じゃあ、解読を始めるわ……」
グリモワールが部屋に入り、部屋の真ん中で言う
ロクロウ「姐さんの集中できるように俺達は外で待とう」
グリモワールの言葉にロクロウが言う
カディ「だな」
ロクロウの言葉にカディッシュが頷くと視線を全員に向けて全員を外に促す
フィ「あの……僕、残ってもいいかな」
カディッシュの言葉とベルベット達が動き始める中で遠慮がちにライフィセットが言う
カディ「(ほう……)」
ライフィセットの言葉にカディッシュは少し驚いたようにする
フィ「古代語の勉強したいんだ。静かにするしグリモ先生の邪魔はしないから」
ライフィセットはグリモワールにどうにか勉強させてほしいと言う
グリモ「……坊や今、何て言った？」
ライフィセットの言葉にグリモワールは反応する
カディ「(何か気に障ったのか……？)」
グリモワールの言葉にカディッシュはライフィセットとグリモワールの次の言葉を待つ
フィ「えっと……静かにするし」
グリモワールの言葉にライフィセットは考えると、もう一度言おうとする
グリモ「じゃなくて、今なんてあたしを呼んだ？」
ライフィセットの言葉を遮ってグリモワールがライフィセットが言った自身の呼び名を聞く
カディ「(そんな事かよ……！)」
グリモワールの言葉にカディッシュは態度に出さずに内心でツッコミを入れる
フィ「グリモ先生……"姐さん"はいらないって言ってたから」
グリモワールの言葉にライフィセットが視線を少し反らしながら照れ臭そうに言うのだったー…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月4日 20時) (
レス) id: fe98f476fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クーシー | 作成日時：2018年2月4日 20時
